ポルシェ「パナメーラ」次期型、11月24日正式デビューへ。プロトタイプが公式リーク

■最上位には4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン+電気モーター搭載

ポルシェが4ドアサルーン「パナメーラ」次期型を、2023年11月24日にワールドプレミアすることを発表。その最新プロトタイプが公式リークされました。

ポルシェ パナメーラ 次期型プロトタイプ ティザーイメージ
ポルシェ パナメーラ 次期型プロトタイプ ティザーイメージ

ワールドプレミアに先立ち、2024年型パナメーラは米国、スカンジナビア、南アフリカ、アジア、スペインで最終テストを受けています。次期型には、少なくとも4つのプラグインハイブリッドパワートレインが搭載される予定です。

ポルシェ パナメーラ 次期型プロトタイプ ティザーイメージ
ポルシェ パナメーラ 次期型プロトタイプ ティザーイメージ

パナメーラ製品ライン責任者のトーマス・フリーマス氏によると、後継モデルにはすでに3台のPHEVがラインナップされていましたが、高性能フレーバーの形として4台目のPHEVが追加される予定だといいます。

詳細は不明ですが、最上位には4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、140kWの電気モーターを備えた「E-ハイブリッド」がラインナップされると思われます。また、これまでに実施されたテストにより計算を行った結果、プロトタイプは前モデルと比較して最大70%多くの電力で駆動できると結論付けたようです。

ポルシェ パナメーラ 次期型プロトタイプ ティザーイメージ
ポルシェ パナメーラ 次期型プロトタイプ ティザーイメージ

すべてのE-ハイブリッドモデルには、新しいデュアルクラッチの8速オートマチックトランスミッション(PDK)に統合された、より強力な電気モーターが搭載されます。 モーターは11kWの車載充電器を通じて充電が可能な、25.9kWhバッテリーパックからエネルギーを取得します。

一方、内燃エンジンに関しては、2025年に発効予定のユーロ7規格を満たすようにすでに設計されているといいます。

標準エアサスペンションセットアップに関してですが、ベースのパナメーラには、独立した圧縮とリバウンドを備えた新開発の2バルブショックアブソーバーが搭載されます。また、オプションのアクティブダンパーコントロールは、より洗練されたシャシーを備え、快適性とドライビング ダイナミクスを向上させます。

パナメーラ次期型は、2023年11月24日UAEで正式デビューした後、2024年内に市場に投入されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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