■「アリア」にインスパイアされたデザイン
日産は現在、スタイリッシュ・クロスオーバーSUV「ムラーノ」次期型の開発に着手していますが、その最終デザインを大予想しました。
日本における初代ムラーノは、2004年に発売、2015年まで生産されましたが、海外では2015年以降も販売されています。第3世代となる現行型は2014年から販売されており、これが10年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
お馴染みKOLESA RUから提供された予想CGは、プロトタイプをベース制作。刷新されたVモーショングリルを装備、グリルはワイドに見えますが、現行モデルほどフロントパネルに深く食い込んでいないようです。
また、現行ムラーノの特大ブーメランヘッドライトは小型化され、一部のライト類はグリルエリアに再配置されるなど、「アリア」にインスパイアされたデザインが見てとれます。
側面では、Cピラー下部付近のベルトラインの「コブ」は、スッキリとキックアップされたデザインへ変更。後部では、ブーメラン型テールライトがスリムなデザインへ新設計され、LEDライトバーで接続されているほか、ナンバープレートはテールゲートから下部バンパーへ移動しています。
エクステリアが大胆に変更される一方、ボンネットの下では、3.5リットルV型6気筒エンジンがキャリーオーバーすると予想されており、ベースグレードの「S」を廃止し、代わりに「SV」が新たなエントリーモデルとなります。
ムラーノ次期型のワールドプレミアは、2024年。日本市場にカムバックはあるのか、期待したいですね。