■2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーがついに電動化か
フォルクスワーゲン(VW)は、2023年2月のシカゴモーターショーにて、クロスオーバーSUV「アトラス」改良新型をワールドプレミアしましたが、次期型が2026年にも登場する可能性があることがわかりました。
米・Automotive Newsによると、VWがアトラス、及びアトラス・クロススポーツを新設計すると伝えています。ただし、その時期がワールドプレミアなのか、発売日なのかは不明のようです。
2026年モデルとすれば、2025年にある時点でデビューしますが、アトラスが2024年モデルを投入したばかりであることを考慮すれば、おそらく2027年モデルとして、2026年にワールドプレミアされると思われます。
そうなると、初代である現行型は2017年から販売されているため、生産期間が9年と、急速に変化するSUVの世界では長いスパンと言えそうです。
改良新型では、3.6リットルV型6気筒を廃止、最高出力269psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされました。次期型では、フルエレクトリック化がされず、同エンジンと電気モーターを搭載すると予想されています。
改良新型では、キャビン内がデジタル化され、新しい10.3インチのドライバーディスプレイと12.0インチのセンタータッチスクリーンを採用しました。またワイヤレス電話充電、Android AutoおよびApple CarPlay、自動車メーカーの一連のIQ.Drive運転支援技術はすべて標準装備されていますが、次期型では、より大型のディスプレイを搭載するなど、大幅なグレードアップが期待できるでしょう。