起亜の次世代電動SUV「EV4」を鮮明にキャッチ! ライバルはVW ID.3やプジョー2008e

■ノーズ両端には、バンパーに伸びる垂直方向のヘッドライトを装備

起亜が現在開発中の次世代電動クロスオーバーSUV「EV4」市販型の最新プロトタイプをカメラが鮮明に捉えました。

起亜EV4 市販型プロトタイプ スパイショット
起亜EV4 市販型プロトタイプ スパイショット

この次世代SUVの正式な車名は、未確認ではありますが「EV6」や「EV5」の下に位置することが濃厚であることからも、「EV4」が最有力となっています。

同ブランドでは、すでに「EV1」から「EV9」までが商標登録されており、怒涛のEVラッシュが始まると見られます。

起亜EV4 市販型プロトタイプ スパイショット
起亜EV4 市販型プロトタイプ スパイショット

鮮明に捉えたプロトタイプですが、カモフラージュが厳重のためディテールは不明です。

それでもノーズ両端には、バンパーに伸びる垂直方向のヘッドライトを装備。その隣には、スリムなライトユニットらしきものも配置されています。

側面では、ボクシーなスタイルが見てとれるほか、Dピラーの角張ったデザインも確認できます。その後ろはカバーされており、追加のウインドウがあるか注目されます。

足回りには、目を引くツートンカラーのホイールを装着、後部では分かりづらいですが、縦基調のLEDテールライトが採用されている可能性があり、リアウインドウは比較的小さいようです。

起亜EV4 市販型プロトタイプ スパイショット
起亜EV4 市販型プロトタイプ スパイショット

市販型では、同ブランドのEVと同様、このEVも最新バージョンのElectric Global Modular Platform(E-GMP)を搭載すると予想され、ホイールベースはソウルの4,195mmとニロの4,420mmの中間になりそうです。

起亜は昨年、航続距離の延長、パフォーマンスの向上、充電速度の向上をサポートするために、ハードウェアをアップデートすると発表しており、期待ができます。

また、価格を抑えるため800Vバッテリーとは異なったもの、より手頃な価格で販売されるであろう、400Vセットアップとシングル電気モーターが搭載されると予想されています。

EV4のワールドプレミアは、2024年の第1四半期と思われます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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