■ノーズ両端には、バンパーに伸びる垂直方向のヘッドライトを装備
起亜が現在開発中の次世代電動クロスオーバーSUV「EV4」市販型の最新プロトタイプをカメラが鮮明に捉えました。
この次世代SUVの正式な車名は、未確認ではありますが「EV6」や「EV5」の下に位置することが濃厚であることからも、「EV4」が最有力となっています。
同ブランドでは、すでに「EV1」から「EV9」までが商標登録されており、怒涛のEVラッシュが始まると見られます。
鮮明に捉えたプロトタイプですが、カモフラージュが厳重のためディテールは不明です。
それでもノーズ両端には、バンパーに伸びる垂直方向のヘッドライトを装備。その隣には、スリムなライトユニットらしきものも配置されています。
側面では、ボクシーなスタイルが見てとれるほか、Dピラーの角張ったデザインも確認できます。その後ろはカバーされており、追加のウインドウがあるか注目されます。
足回りには、目を引くツートンカラーのホイールを装着、後部では分かりづらいですが、縦基調のLEDテールライトが採用されている可能性があり、リアウインドウは比較的小さいようです。
市販型では、同ブランドのEVと同様、このEVも最新バージョンのElectric Global Modular Platform(E-GMP)を搭載すると予想され、ホイールベースはソウルの4,195mmとニロの4,420mmの中間になりそうです。
起亜は昨年、航続距離の延長、パフォーマンスの向上、充電速度の向上をサポートするために、ハードウェアをアップデートすると発表しており、期待ができます。
また、価格を抑えるため800Vバッテリーとは異なったもの、より手頃な価格で販売されるであろう、400Vセットアップとシングル電気モーターが搭載されると予想されています。
EV4のワールドプレミアは、2024年の第1四半期と思われます。