メルセデス・ベンツ「リトルG」、ついに開発に着手! 日本で発売されれば1000万円以下も?

■「CLA」次期型コンセプトと同じ「MMA」アーキテクチャを採用

メルセデス・ベンツは、噂のあったコンパクト版「Gクラス」の開発に着手していることがわかりました。

メルセデス・ベンツ リトルG ティザースケッチ
メルセデス・ベンツ リトルG ティザースケッチ

2023年9月5日~10日(現地時間)に開催している「IAAモビリティ2023」にて、同ブランドCEOのオラ・ケレニウス氏が、小型のGクラスを開発中であることを認めたといいます。

このダウンサイジングオフローダーについて話している間には、ボクシーなSUVのデザインスケッチが公開され、同氏はそれを「リトルG」と表現するとともに、フルエレクトリックパワートレインを採用すると付け加えました。

メルセデス・ベンツ EQG 市販型プロトタイプ スクープ写真
メルセデス・ベンツ EQG 市販型プロトタイプ スクープ写真

ダウンサイジングされたGクラスがいつ市場に投入されるかについては明らかにしませんでしたが、現時点ではスケッチしかないため、少なくとも数年は先になる可能性が高いようです。

また、リトルGには「満たさなければならない非常に大きな仕事」があるため、簡単なことではないと認めている反面、「オンロードでもオフロードでも運転が楽しいモデルになるでしょう」と語っています。

独自取材によれば、リトルGは2026年にワールドプレミアされ、IAAモビリティ2023で初公開された「CLA」次期型コンセプトと同じ「MMA」アーキテクチャを採用する可能性が高いです。

これが本当であれば、よりコンパクトなGが兄貴分のボディオンフレームプラットフォームを避け、ユニボディ構造を採用することになります。

現在同ブランドでは、兄貴分Gクラスのフルエレクトリック版となる「EQG」(仮称)を開発中で、早ければ2023年内にもデビューすると噂されています。リトルGはこのモデルの直接的弟分となるでしょう。

気なる価格ですが、日本市場で発売されれば1000万円以下は濃厚と見られます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる