■ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングを黒で統一し、スウェード調生地「レガーヌ」をシートなどに用意
マツダは、2023年9月4日(月)に、主力SUVのCX-5、クロスオーバーSUVのCX-30を一部改良しました。各モデルの記事でもご紹介したように、特別仕様車の「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」が追加されています。さらに、MAZDA3にも同特別仕様車が設定されています。
ここでは、MAZDA3の同仕様についてご紹介します。
ネーミングのとおり、レトロモダンをテーマに、スポーティさも盛り込まれた特別仕様車「レトロスポーツエディション」は、「ジルコンサンドメタリック」をイメージカラーとして、ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックでコーディネイトされた外観が特徴。なお、同ボディカラー以外の色も選択できます。
インテリアもレトロな雰囲気を漂わせるテラコッタカラーとスポーティさを印象づけるブラックの組み合わせという個性的な仕立て。高品位な質感と滑らかな触感を実現したという、スウェード調生地の「レガーヌ」シートを中心部に配した2トーンのシート(合成皮革)が特徴となっています。
MAZDA3のレトロスポーツエディションは、「Black Tone Edition」がベース。ダークメタルのシグネチャーウイング(ベースグレードのFASTBACKは標準装備)が外観を引き締めています。
インテリアには、合成皮革(テラコッタ)/レガーヌ (ブラック)のシートをはじめ、レガーヌのインパネデコレーションパネル (ブラック)、ガンメタリックのインテリア加飾、テラコッタのステッチがニーレストパッド、ドアアームレスト、フロントセンターアームレストに配されています。
機能面では「ドライビング・ポジション・サポート・パッケージ(ベース機種のMT車には標準装備)」が用意され、運転席10Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能、運転席&助手席シートヒーター、ステアリングヒーター、ドアミラーリバース連動機能により利便性、快適性の向上が盛り込まれています。
さらに、自動防眩ルームミラー(フレームレス)、LEDマップランプ(リヤ)、そして、ボーズサウンドシステ(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカーも加わる充実ぶり。
また、「MAZDA3 FASTBACK 15S Retro Sports Edition」には、前側方接近車両検知(FCTA)、クルージング&トラフィック・サポート(CTS)、交通標識認識システム(TSR)、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)、ユニット内シグネチャーLEDランプ(ヘッドランプ&リヤコンビランプ)、デイタイム・ランニング・ライト(DRL)、ドアミラー自動防眩機能(運転席側)、車載通信機(コネクティッドサービス対応)、盗難を周囲に知らせるバーグラアラームシステムが用意されます。
なお、CX-5とCX-30は、一部改良を機にMTモデルが廃止されましたが、MAZDA3のファストバックモデルは、レトロスポーツエディションでもMTを選べます。
●価格帯
「MAZDA3 FASTBACK Retro Sports Edition」:285万100円〜390万2800円
「MAZDA3 SEDAN Retro Sports Edition」:298万4300円~325万9300円
(塚田 勝弘)