■7速ATから9速ATへ変更、よりスムーズな走りを提供
日産は現在、フルサイズ・クロスオーバーSUV「アルマーダ」次期型の開発に着手しているとみられますが、その最新情報が入ってきました。
初代アルマーダは2003年にデビュー、現行型となる第2世代は2016年から販売されています。これが7年ぶりのフルモデルチェンジとなりますが、現行型は2010年に発表された「Y62」パトロールをベースにしているためかなり古く、世代交代が急務となっています。
米Automotive News誌の情報によると、ラスベガスで開催された年次ディーラーカンファレンスで、完全に改良されたモデルが披露されたといいます。
イベントに参加したあるディーラーは、次世代アルマーダはより大きくなり、より頑丈に見えたようです。また、ヘッドライトとテールライトのスタイルが変更されたほか、アップグレードされた素材、より大きなスクリーン、最新の運転支援システムを備えた、まったく新しいインテリアが採用されており、「まるでレンジローバーのよう」と表現しています。
現行型アルマーダのパワートレインは、最高出力400psを発揮する5.6リットルV型8気筒の自然吸気エンジンを搭載、7速ATを介してAWDシステムに接続されています。
しかし、次期型では大きな変更がなされ、最高出力424psを発揮するV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、9速ATと組み合わすことで、よりスムーズに、そしてパワフルな走りが期待できそうです。
アルマーダ次期型のデビューは、最速で2023年末と予想されます。