■スケールアップしたリニューアルの際にドッグランを設置
この数年、愛車でペットと一緒にドライブに行く機会も増えました。そんな時に役立つ、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します!
今回は東北自動車のパサール蓮田・蓮田SA上りです。蓮田SAは2019年7月に移転リニューアルされました。
パサール蓮田・蓮田SAは、旧蓮田SAの南へ約2.5kmの場所に移設され、駐車マスは約3倍、商業施設は約2倍と拡張され、東日本最大級のサービスエリアとなりました。この移設時に、ドッグランが設置されました。
商業施設はパサール蓮田として開業し、高速道路初出店11店舗を含む、たくさんの飲食店が並びます。中には、仙台の牛たんの名店「牛たん炭焼利久」といったご当地モノが食べられる名店もあるのが特徴です。
また、SA初の試みとして、青果、精肉、鮮魚を取り扱う生鮮ゾーン「旬撰市場」をオープン。彩り豊かな果物や野菜、東北地方の国産牛や新鮮な魚などを取り扱っています。
蓮田SAは高速道路の利用客だけでなく、一般道からの利用も可能で、90台の駐車場が設置されているのが特徴です。
ドッグランは、商業施設とトイレの間にある通路を通り、その奥に設置されています。200m2とコンパクトなドッグランですが、小型犬と中・大型犬に分けられているのはウレシイところ。
ドッグランは全面に人工芝が引き詰められていて、汚れにくいのが特徴です。おしっこポールや排泄物BOXは、ドッグランの外に設置されています。
注意書きにも書かれていますが、人工芝は足が汚れにくい反面、太陽の熱で非常に熱くなっている場合があるので、ドッグランに入る前に必ずチェックしてください。
ドッグランの利用時間は午前9時~午後5時で、現在2023年9月30日(土)まで利用できなくなっています。
しかし、蓮田サービスエリアは天然芝が生えているお散歩できるエリアも用意されています。ドッグランが使用できない時間や閉鎖されている時は、こちらのエリアでお散歩させれば、ワンコも落ち着くことでしょう。
このエリアは街灯もあるので、夜間でも安心して散歩することができます。ドッグランはサービスエリアの中央にありますが、この散歩エリアは入り口付近に設置されています。
また、商業施設とお散歩エリアの間にはテラス席が用意されているので、ワンコと一緒に食事をすることができます。
東北自動車道を走行してきて、都内に入る最後の休憩場所でもある蓮田SA。施設がリニューアルされ、人もワンコも自宅までもうひとがんばりできるように、リフレッシュできる場所となりました。
(文・写真:萩原 文博)