ヒョンデ「i30」ワゴン改良新型を初スクープ! 現行モデルは8年目に突入

■2025年に予想される世代交代では、フルエレクトリックモデルに

ヒョンデは現在、中枢を担う欧州Cセグメントモデル「i30」ファミリー改良型の開発に着手していますが、その派生ワゴンをカメラが初めて捉えました。

ヒョンデ i30 ワゴン 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ i30 ワゴン 改良型プロトタイプ スパイショット

第3世代となる現行型i30は、2016年に登場。最後に大きなアップデートが行われたのは2020年で、約3年が経過しています。

すでにハッチバックやファストバック、高性能「N」などのプロトタイプをカメラに収めてきましたが、ワゴンは初めてです。

ヒョンデ i30 ワゴン 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ i30 ワゴン 改良型プロトタイプ スパイショット

ドイツのヒュンダイテクニカルセンターの外で捉えた2台のプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュ。

一目見ただけで、これらの白い4ドアが、これまでに見たi30ハッチバックやファストバックのプロトタイプと同一であることがわかります。

ですが、ロングルーフのデザインにより、Cピラーのサイドガラスが明らかに大きくなっていることや、黒いルーフレールが装着されていることなどでワゴンを印象付けています。

フロントエンドは偽装で隠れていますが、カバー越しに見慣れた不均等な六角形の輪郭がまだ見えており、このフェイスリフトがエラントラで見られるほど劇的なものではないことがわかります。とは言え、ヘッドライトのLEDデイタイムランニングライトなどは新設計されるでしょう。

ヒョンデ i30 ワゴン 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ i30 ワゴン 改良型プロトタイプ スパイショット

側面は、1台のプロトタイプは防水シートで隠されていますが、もう1台は露出しており、そこに大きな変化が起きていないことがわかります。

リアエンドでは、LEDテールライトグラフィックが刷新されています。内部も小規模なアップデートが予想され、タッチスクリーンの微調整や、トリムの小さなアップデートが予想されます。

パワートレインは、2021年にマイルドハイブリッドアシスト付きの1.5リッターエンジンが新たなエンジンオプションとして設定されており、キャリーオーバーされるはずです。

そして2025年に予想される世代交代では、フルエレクトリックモデルとなる予定ですが、そのタイミングでi30ファミリーが日本市場進出を狙ってくる可能性もありそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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