■現行型ではなく、次世代カローラがベース
トヨタは2020年6月、「カローラ クロス」を発表しましたが、それをベースとしたピックアップが計画されているという有力な情報を入手しました。
ただし、このプロジェクトは初期段階であり、上層部から正式な最終決定は下されていない模様です。
米「Automotive News」は、「カローラベースのピックアップの可能性はまだあるが、その外観は開発中である」と伝え、ゴーサインが得られたとしても、2027年以降となる可能性が高いといいます。このタイムラインが正確ならば、このピックアップトラックは現行型ではなく、次世代カローラがベースになると考えられます。
このコンパクトトラックは、ハイラックスの下に設置され、フォード・マーベリックやヒュンダイ・サンタクルーズと競争することになりそうです。これらのトラックと同様に、荷台付きのカローラは、より頑丈なラダーフレームではなく、ユニボディ構造を採用すると思われます。
Kleber Silva氏から協力を得た予想CGは、現行型と異なる台形グリルがボンネットに直接接続することにより、下部スペースに頑丈なバンパーとスキッドプレートを装備しています。またヘッドライトはグリルに接続、よりスリムなアウトラインと、シャープなLEDデイタイムランニングライトが内蔵されています。
パワートレインは、1.8リットル直列4気筒+電気モーターのハイブリッドのみの設定が有力で、全輪駆動で提供されると予想されています。
なお、トヨタは2022年に「IMV 0」ピックアップトラックを公開、カローラピックアップの前に2024年の発売を予定しています。