■4.0リットルV6を捨て2.4リットル直列4気筒ターボに
トヨタは現在、ミッドサイズ・クロスカントリー「4RUNNER」(4ランナー)次期型の開発に着手していると見られますが、その予想CGが製作されました。
初代4ランナーは1983年に登場。かつて日本市場では「ハイラックスサーフ」として2009年8月まで販売されていた人気モデルです。
同年から販売されている現行型からは海外市場専売となっていますが、「シエナ」「タコマ」「タンドラ」「FJクルーザー」と並んで人気モデルとなっています。
この14年間には様々なアップデートがなされてきましたが、現在販売されている最も古い世代のモデルの1つとなっており、世代交代が急務となっています。
「4runner6g.com」から提供された次期型の予想CGは、情報とデザインの方向性について、「信頼できるインサイダー情報源」を引用、我々がよく知る4ランナーから大きく逸脱しない、ボクシーな形状のクロスカントリーが完成しています。
そのフロントエンドは、5月にデビューしたタコマのほぼカーボンコピーで、より大きなグリルと下部インテーク、そしてスキッドプレートを支える際立つ柱が描かれています。
おそらく最大の(そしておそらく最も物議を醸す)変更は、Cピラーと最後部のリアクォーターウインドウにあります。前方の角度がなくなり、予想CGでは非常にボクシーで直立した雰囲気を与えています。
ボンネットの下にも大きな変化がみられそうです。ベースモデルに搭載されている4.0リットルV型6気筒を捨て、直列4気筒エンジンのみが提供される可能性があるといいます。2.4リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンと予想され、最高出力は最大278psと予想されます。また「i-Force Max」ハイブリッドも設定され、直4に電気アシストを加えることにより最高出力は326psに達します。
4ランナー次期型のワールドプレミアは、2025年に期待できそうです。