■V6廃止で直4を電動化、最高出力はカマロ史上最強の700psに
GMデザインが、新型2ドアスポーツクーペを示唆するティザースケッチを公開しました。
公開されたスケッチでは、長いノーズ、幅広のフェンダー、狭い客室、短いリアデッキなどから、カマロのスタイルの影響が強く見られます。
現行型となるカマロ第6世代は2015年に登場、また2024年モデルが現行世代最後のモデルとなるため、生産終了が近づいています。
このスケッチを描いたデザイナーのマルチェフスキー氏は6代目カマロにも携わっていることなどから、このティザーイメージがカマロ後継モデルを示唆するものである可能性がありそうです。さらにピックアップトラックのスケッチも公開されており、派生モデルの展開も想像させます。
予想されるパワートレインは、6.2リットルV型6気筒を廃止、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを軸としてシングルモーター、あるいはツインモーターと組み合わされると噂されており、最高出力は700ps程度が予想されています。
カマロの将来は依然として不透明です。シボレーが現行世代の終了を発表した際、シボレーのグローバル副社長スコット・ベル氏は「今日は直接の後継モデルを発表しませんが、安心してほしい。これでカマロの歴史が終わるわけではない」と語っており、「カマロ」の名前がまだ終わっていないことを示しています。
ただし、どのように復活するかについての公式の詳細はなく、ファンにとっては期待と不安がありそうです。