■通称「96」スペックと呼ばれるタイプR「DC2」世代からインスピレーション
ホンダが北米で展開する高級ブランド「アキュラ」は、4月にプレミアム5ドアコンパクト「インテグラ」に高性能グレード「タイプS」を設定しましたが、その頂点に君臨する「タイプR」を大予想しました。
初代インテグラは1985年に誕生、3ドアハッチバッククーペ、5ドアハッチバックセダン、4ドアノッチバックセダンがラインアップされました。
1993年の3代目、2001年の4代目では高性能「タイプR」を設定、不動の人気を誇っていましたが、2006年に惜しまれながら日本市場での販売が終了しました。
オートモーティブデザイナーのJordan Rubinstein Towler氏が提供してくれた最新予想CGは、通称「96」スペックと呼ばれるタイプR「DC2」世代からデザインのインスピレーションを得たといいます。
フロントエンドには、スリムなヘッドライトのコーナーから付け根まで伸びる大きなカットアウトのインパクトあるバンパーを装備、中央には巨大なメッシュインテークがこれまたインパクトを与えています。
リアエンドでは、「FK8」シビックタイプRに似た、高くそびえるリアウイング、スリムでスポーティーなLEDテールライトを装備、そのほかブラックアウトされたバンパーとディフューザーで迫力を増しています。
タイプSのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンVTECターボエンジンを搭載、最高出力は320psを発揮、トランスミッションにはショートストロークの6速MTを組み合わせていますが、最強「タイプR」が実現すれば、そのスペックを凌駕することは間違いないでしょう。