■ホンダが2026年からF1本格復帰!…いつまでやってくれるのかなぁ
ホンダが2026年シーズンからF1に復帰すると発表しましたね!
何を隠そう、私は大のホンダ党。実家のクルマは歴代ホンダだし、結婚して親元を離れて購入したクルマはやっぱりホンダ。
何より、ジェンソン・バトンが第3期ホンダに初優勝をもたらした、2006年ハンガリーGPを見てから、F1(とバトン)にどっぷりハマったので、私の中では特別な存在です。
でもホンダのF1復帰会見を見た時、「やったー!」と大喜びしたかと言うと実はそうでもなくて。なんだか複雑な気持ち…。え? ホンダ党なのに、何でかって?
1つ目の理由が、2021年限りでワークス活動を終了すると発表した時のこと。
八郷隆弘前社長の「優勝という目標を達成することができました」という言葉を聞いた時、「優勝だけで満足なの? チャンピオンを獲得しなくて良いの? そんなに軽い気持ちでF1に参戦していたの?」と、悔しい気持になったのを思い出し、またすぐに参戦終了するのではないか…と不安になってしまったんです。
とはいえ、2022年以降もHRC(ホンダ・レーシング)がレッドブルとトロロッソ(現アルファタウリ)へパワーユニット供給とサポートをし、2022年にはレッドブルとマックス・フェルスタッペンがコンストラクターズ&ドライバーズチャンピオンのダブルタイトルを獲得。
さらに今シーズンからは、パワーユニット名に「ホンダ」の名前が付き、現場の人の「F1界からホンダの炎を消してはいけない」という熱い思いがヒシヒシと伝わってきているから、きっと大丈夫! ですよね?
そして2つ目の理由が、2026年からのパワーユニット供給先が、第4期として2015年から再びF1に戻り、マクラーレンと共に苦しい時間を過ごしてきたホンダを救ってくれたレッドブルではなく、アストンマーティンということです。
もちろん、レッドブルはHRCとの契約を2025年までとしており、F1の車両規則が大幅に見直される2026年に向けて、自社の開発部門レッドブル・パワートレインズを設立し、さらにはフォードとの提携も発表したので問題はないのですが。
もし、ホンダにF1復帰の可能性が少しでもあることを伝えていたのであれば(伝えていたのかもしれませんが)、また話は違ってきたのではないかなぁと思うんです。
でもきっと、私たちファンには見えない大人の事情が絡みまくっているのでしょうね。いちファンとしてはレッドブルと決別ではなく、2026年以降も一緒に戦って欲しかった。で、アストンマーティンにもパワーユニットを供給して、F1界でなくてはならない存在になって欲しかったです。
って、さすがにこれは夢物語か(汗)。
●ホンダ×アストンマーティンのドライバーは誰!?
でも、このアストンマーティンとのタッグも楽しみにしていることがあって。今シーズンのアストンマーティンはフェルナンド・アロンソの大活躍により、レースをさらにエキサイティングなものにしてくれています。チームの雰囲気も良い感じだし、そこにホンダが加わるとどのような化学反応を見せてくれるのでしょう。
そして何よりも楽しみなのが、ドライバーラインアップ! シーズン終了後に行われるホンダサンクスデーにもきっと来てくれるだろうし、これは最重要案件ですよね。
もちろん、復帰会見に登壇したアストンマーティンのF1オーナーであるローレンス・ストロールの息子、ランス・ストロールは安泰でしょうが(笑)、チームメイトが誰になるのか気になりすぎて妄想が膨らんじゃう!!
背中に侍のタトゥーを入れるほど日本の文化を愛してくれている、2度のワールドチャンピオン(2005年、2006年)、アロンソが継続していてくれると嬉しいけれど、2026年には45歳。現実的に少し厳しいかなぁ…。
ここでパッと浮かんだのが、現在、唯一の日本人ドライバーとして頑張っている角田裕毅選手。角田選手はホンダ育成ドライバー出身でもあるし、メキメキと速さを見せてくれているので一番近いのでは?と個人的に思っています。
後はF1直下のカテゴリーである、FIA F2に参戦している岩佐歩夢選手。岩佐選手も角田選手同様、ホンダ育成ドライバー出身だし、F2で現在シリーズ3位につけているし(イギリスGP終了時点)チャンスはあるのかなぁと思ったり。
皆さんが予想する(妄想する!?)ドライバーラインアップはどうですか?
なんだかんだ言ってしまいましたが、ホンダがF1に本格復帰してくれるのはやっぱり嬉しい!
今度こそ心変わりせず長く続けて、いつかパワーユニットだけでなく、車体もホンダ制のオールホンダチームを作って欲しいです。そしてチャンピオンを獲得して、日本でF1フィーバーを巻き起こして欲しいっっ!!
(yuri)
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