■巨大なスプリッターと巨大リアウイング装着
MGは先日、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」に向けた、パフォーマンスコンセプトのティザーイメージを初公開しました。
ティザーイメージから、80年代のグループBラリーカー「メトロ6R4」にインスピレーションを得た、極端なエアロコンポーネントを備えた電動ハイパーハッチであることが判明しました。
2月にインドネシアモーターショー2023(IIMS 2023)にてワールドプレミアされた、バッテリーEV「MG4 EV」に基づいているようですが、コンセプトモデルには幅広のフロントフェンダーとリアフェンダー、巨大なスプリッター、サイドにまで取り付けられた巨大なリアウイングが装備されています。
また先祖であるメトロ6R4の40周年を祝う独特のカラーリングをまとい、キャビン内には緑色に塗装されたロールケージと、2脚のレーシングバケットシートも備えている様子がうかがえます。
パワートレインは、同じくグッドウッドで初公開されるMG4 XPowerのデュアル電気モーターパワートレインが搭載される予定です。
このコンセプトに何らかの性能変更が加えられているかどうかはわかりませんが、ホットハッチの量産バージョンは最高出力435psと600Nm のトルクを発揮し、0-100km/h加速を3.8秒で駆け抜けます。 ちなみに、メトロ 6R4レーシングバージョンは、特注のミッドマウント3.0リットルV6エンジンから、最高出力416psを発揮しました。
EX4コンセプトのそのルックスは、量産モデルに適しているとは思えない点から、ワンオフモデルと予想されます。