■2024 年モデルのレクサス「GX 550」と多くの共通点
トヨタは現在、人気クロスオーバーSUV「ランドクルーザー プラド」次期型を開発中ですが、次期型と思われる最新ティザーイメージが公開されました。
欧州市場では「ランドクルーザー」として販売されていますが、米国市場では、前世代の「200」シリーズで販売が終了しており、最新の「300」シリーズは導入されていません。
しかし、米国でも「プラド」という接尾語を外し「ランドクルーザー」のネームプレートが復活することを正式発表。
これまで「私たちが長いこといなくなると本当に思った? 伝説が戻ってくる」というメッセージが伝えられるなど、期待が高まっています。
トヨタは、公式にはこれらの画像が次期ランドクルーザーのものであるとは明言していませんが、65年にわたるオフロードの歴史については言及しています。
注目は、2022年に世界的にデビューした「300」シリーズのモデルとはあまり似ていない点です。ですが、これは2024年モデルのレクサス「GX 550」と多くの共通点をもつからでしょう。
ティザーイメージでは、伝説的な「40」と並ぶ新型モデルのシルエットが見てとれます。そこには、GXと共通するキックアップするベルトラインや、オフロードでの優れた視認性と、操縦性を予感させる高い車高と、比較的短いホイールベースなどを確認することができます。
また、トヨタ特有のデザイン要素もいくつかみられます。フロントエンドには、GXのスムーズに一体化されたグリルとバンパーの組み合わせではなく、別個のバンパーを採用。GXには存在するルーフスポイラーも削除されており、少しレトロな雰囲気が漂っています。さらに、わずかながら大きな四角いテールライトと分厚いグリルも見られます。
ランドクルーザー プラド次期型のパワートレインは、V6から直4へとダウンサイジングされることが予想されています。
最高出力250psレベルを発揮する新開発の2.4リットル直列4気筒エンジンと、最高出力150psの電気モーターのハイブリッドが目玉で、システム合計の最高出力は400psに迫る可能性もありそうです。