VW傘下の人気モデル「シュコダ・コディアック」次期型、いよいよニュルブルクリンクの高速テストに出現

■ボンネットは、中央部分にくぼみを持つデザインに新設計

フォルクスワーゲン(VW)グループで、チェコを拠点とするシュコダは現在、主力クロスオーバーSUV「コディアック」次期型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

シュコダ コディアック 次期型プロトタイプ スパイショット
シュコダ コディアック 次期型プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンク高速テストに出現したプロトタイプは、大掛かりなカモフラージュがほどこされていますが、フロントエンドには太い縦バーを備えた大型のグリルが見てとれます。

サイドに流れるデュアルスイープバックヘッドライトを高い位置に配置。下部バンパーには、六角ハニカムメッシュのエアインテークが確認できます。またボンネットは、中央部分にくぼみを持つデザインに新設計されているようです。

シュコダ コディアック 次期型プロトタイプ スパイショット
シュコダ コディアック 次期型プロトタイプ スパイショット

側面では、顕著なフェンダー、角ばったショルダーラインを装備、ドアハンドル上部にあったキャラクターラインは削除されています。リアエンドでは、リアスポイラーが大型化されており、エキゾーストパイプは隠されている状態ですが、リフトゲートに流れるスリムなLEDテールライトの一部も確認できます。

パワートレインについてシュコダは「現代的で効率的なガソリンおよびディーゼルエンジン」が搭載されると述べています。これらには、マイルドハイブリッド技術と、コディアック初のプラグインハイブリッドパワートレインが加わることが含まれています。

その詳細は明らかにされていませんが、パフォーマンスと効率が向上した、さまざまなターボチャージャー付き2.0リッター4気筒が期待できるでしょう。

シュコダ コディアック 次期型プロトタイプ スパイショット
シュコダ コディアック 次期型プロトタイプ スパイショット

コディアック次期型は、VWグループの「MQB Evo」プラットフォームに搭載され、ワールドプレミアは2023年後半に予定されています。2024年に生産開始のスケジュールとなっており、引き続きクヴァシニで生産されるはずです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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