塚田勝弘 
■スポーティな内外装とBOSEサウンドシステムを備える最上級グレードを追加
2023年6月29日、ルノーのBセグメントハッチバックであるルーテシアに、新グレードの「E-TECHエンジニアード」が設定され、同日発売されました。
同モデルには、フルハイブリッドの「E-TECH FULL HYBRID」が搭載され、WLTCモード燃費25.2km/Lという省燃費性能を享受できます。
「E-TECHエンジニアード」の追加により、フルハイブリッドは「E-TECH FULL HYBRID」の2グレード構成になります。さらに、1.3Lガソリンエンジンを積む「インテンス」も引き続き用意されています。
ハイブリッドは、1.6L NAエンジンに駆動を担うメインモーターとHSG（ハイボルテージスターター＆ジェネレーター）の2モーターとエンジンを電子制御式ドッグクラッチマルチモードATでつなぐルノー独自のフルハイブリッドになります。
今回、追加された「E-TECHエンジニアード」は、以前お伝えしたように、すでに発表済みのアルカナの同グレードと同様に、ブリリアントブラックの前後エンブレム、フロントグリルガーニッシュ、ウォームチタニウムカラーの「F1ブレード」、リヤバンパーガーニッシュが備わり、先進的でスポーティなムードを漂わせています。
内装にもインサートやステッチなどにウォームチタニウムカラーが配色されているのをはじめ、カーボン調ダッシュボードやドアトリム、アルミペダルの採用によりレーシーな演出が施されています。
さらに、360度カメラを含む先進安全装備をはじめ、ルノー各モデルで好評を得ているというBOSEサウンドシステム、9スピーカーも用意。低音域を担う4つのウーファー、高音域を再生する4つのトゥイーター、サブウーファーであるフレッシュエアスピーカーからなるサウンドシステムにより、ドライブに欠かせない音楽をハイクオリティで享受できます。
ボディカラーは、新色の「グリ シスト・メタリック」「ノワール エトワール・メタリック」の2色が設定されています。
●価格：379万円
（塚田 勝弘）
