■AMG GTプレビュー参加費は450ユーロ(約7万円)
メルセデスAMGは現在、ハイパフォーマンス2ドアクーペ「GT」次期型を開発中ですが、そのティザーイメージを公開するとともに、有料プレビューイベントの詳細を発表しました。
新型モデルをいち早く見られるよう顧客を招待、アファルターバッハで開催される「AMG GTライブ・スニーク・プレビュー」の参加費は450ユーロ(約7万円)と設定されるなど、自動車業界では斬新な有料イベントとなります。
ワールドプレミアに先立ち、第2世代AMG GTクーペを見たい顧客のためのイベントは、アファルターバッハにて7月10日から13日まで毎日開催されますが、最初の3日間はすでに満席となっているといいます。
このイベントでは、GT新型をチェックすることはもちろん、参加者にSL63、C63 S Eパフォーマンス、EQE 53を運転する機会が与えられるといいます。
参加者は到着すると、まずAMGプライベート朝食が提供されます。その後、必須の安全説明を受ける前に休憩し、工場のツアーに参加、製品のスペシャリストがポルシェ911新型のライバルとなるGT新型について、知っておくべきことをすべて教えてくれます。
メルセデスによると、このイベントに参加するには21歳以上で、AMGプライベートラウンジコミュニティのメンバーでなければならないといいます。当然のことながら、これらのAMGのハンドルを握るには有効な運転免許証も必要です。また24人以下のグループで開催され、ドイツ語と英語で説明が行われます。イベント終了後には、参加者にはプロのカメラマンが撮影した画像がプレゼントされるおまけがつくようです。
AMG GTライブ・スニーク・プレビューに参加する人は、画像流出を防ぐため、スマートフォンを取り上げられる可能性が高いですが、これまで同様のイベントで画像がリークされることは多々あることから、今回も同様のハプニングがあっても驚くことはないでしょう。
GT次期型のパワートレインは、最高出力476ps・最大トルク699Nmを発揮する「GT 55」、最高出力585ps・最大トルク799Nmへと向上する「GT 63」、最高出843ps・最大トルク1,470Nmを叩き出す「GT 63 S E Performance」などがラインナップされると予想されています。
すべての人が目にするワールドプレミアは、このイベントから数週間後となるでしょう。