■3シリーズ改良モデルを反映した新ブーメラン型DLRに進化
BMWは現在、2ドアスポーツカー「4シリーズ」ファミリー改良型の開発に着手していますが、オープンモデル「4シリーズ カブリオレ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルブルクリンク北コースで捉えたプロトタイプは、ボディ前後を軽くカモフラージュ。しかしフロントエンドでは、3本のストレーキを備えたコーナーエアインテークが確認できるほか、ヘッドライトのLEDデイタイムランニングライトは、2022年にデビューした3シリーズ改良モデルを反映した新ブーメラン型に進化しています。
リアエンドでは、M4 CSLに似たテールライトを装備、円形のデュアルエキゾーストパイプをインストールしていることから、ベーシックなモデルと思われます。
キャビン内ですが、4シリーズは1月にアップデートされ、デュアルスクリーン「iDrive 8システム」をインストールしました。そこには12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、より大きな14.9インチのインフォテインメントスクリーンが搭載されています。おそらく変更はないとみられますが、iDriveロータリーコントローラーを失う最初のモデルになる可能性もあるといいます。
パワートレインは不明ですが、新しい内燃機関を導入するとは考えづらく、電動化への移行が進められるでしょう。
最新情報によると、アップデートされた4シリーズファミリーは2024年初めに生産が開始される計画を立てていると言われ、ワールドプレミアは2023年後半、あるいは2024年初頭になりそうです。