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■国内向けランクルを「ランドクルーザー250」に一本化
2023年11月のフルモデルチェンジが噂されるトヨタ自動車の本格クロカン・ランドクルーザー「プラド」。
新型は「ランドクルーザー250」として発売されるとの新聞情報もあり、大いに注目を集めています。
新型は現行プラドに比べて大幅にサイズアップする模様で、コンセプトについても兄貴分のランドクルーザー300にかなり近付くようです。
ちなみに、現行プラドも全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mmでホイールベースが2,790mmと、決してコンパクトと言えないボディサイズですが、新型は現行比でさらに75mm長く、35mm広く、50mm高く、ホイールベースも60mm長くなる模様。
ランクル300系と同じラダーフレーム構造のTNGA-Fプラットフォームを採用するようで、これにより300系に全長で85mm、全幅で60mm、全高で25mm差まで近付くことになり、最低地上高も300系と同等の220mmになるようです(ホイールベースは同一)。
●ランドクルーザー300系は海外専用モデルに?
次期プラドが「250系」として発売されるのは、上述のとおり車体サイズが兄貴分の300系に近付くためとみられますが、実はそのほかにも意外な理由が存在するようです。
各種情報によると、現行のランドクルーザー300は海外で非常に人気が高く、国内向けの生産が依然追い付いていないようで、当分の間、販売が再開できる状況に無い模様。
トヨタはこうした状況を受け、ランドクルーザー300を海外専用モデルにする方針とか。
同社はフルモデルチェンジで車体サイズが一回り大きくなるプラド(250)を昇格させて、国内市場向けに300系の後継モデルに位置付けるようです。
●ランドクルーザー250のパワートレーンは?
新型で一番のトピックスは、歴代ランクルで初となるHEV(ハイブリッド)仕様の追加。
クラウン クロスオーバーRS用の2.4L直4ガソリンターボによる“デュアルブーストハイブリッドシステム”が搭載されるようで、これに6速ATが組み合せられる模様。
同エンジンによる純ガソリンモデルとの2本立てになるようで、駆動方式はもちろん全車フルタイム4WD。
これにより、次期モデルはランクルシリーズとして遂に電動化に踏み出すことになります。
気になる車両価格については、車両サイズ拡大や装備充実、HEV化等により、400万円台後半からの設定となりそうで、HEV仕様は700万円程度になりそう。
新型ランドクルーザー250においても、入手の際には激しい競争率が予想されるだけに、今後の情報開示が待たれます。
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【関連リンク】
トヨタ ランドクルーザー プラド
https://toyota.jp/landcruiserprado/