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■片道1時間ほどのちょい遠出買い物で、改めて感じたマイカー移動の最強さ
●巨大ロードサイド店にマイカーでGOしてみたら、最高の休日になってしまった
こんにちは、東京どまんなかでクルマ買っちゃったライターの半澤です。
と、自分で言っておいて早速なんですが、東京「どまんなか」というのはなかなか誇張した言い方ですね。杉並区の端の方に住んでいるため、本当はだいぶだいぶ東京の西側。山手線内などガチ都心勢から見れば、立派な郊外の住人と言えるでしょう。
とはいえ、郊外住まいにもメリットがあるものなんですよ。たとえば駐車場が安い。文句言いながら毎月払っている駐車場代は2万円台。いやいやもちろん高い! 高すぎるよ。けれど、山手線の中で駐車場を借りるとなると、この金額では済まないはず。
また、ほかにも郊外住まいの利点はあります。それが、巨大店舗に行きやすいということ。ちょっと足を伸ばせば、都心にはないような大きなお店にサッと出かけられるんです。
ということで、今回は前回の古本屋に続き、再びのお店ネタ、東京郊外にあるお魚屋さんに出かけることにします!
なぜ、魚屋?と思うかもしれませんが、クルマで1時間ほどの場所に巨大な大人気魚屋チェーンがあるのです。なんでもテレビで紹介されるほど話題の店だそう。近所に住む友人たちとある休日に、ボクのクルマで行こうということになり、愛車トゥインゴが駆り出されたわけです。
調べてみると家から片道15km、1時間程度の道のりでした。アプリによると、なんとかかるガソリン代は片道わずか267円。実際はもっと高くつくのでしょうが、15kmも先まで行くのに片道200円台、往復でもワンコインそこそことはやっぱり安いですよね。
今回は、ボクも合わせて3人での移動だったので、やはり複数人での移動はクルマに勝るものなしだと感じました。電車だと1人片道440円、3人で往復する2640円! 過去にもお金についてあーだこーだ言ってきた本連載を見てくださった読者の方は、相変わらずこいつ金にうるせえなぁ、と思うかもしれませんが、こうやって計算してみると改めてクルマ移動のコスパの良さを感じますね。
●めっちゃ暑い、暑すぎる。これからの季節こそマイカー移動が大正解
休日ということもあって、青梅街道はなかなかの渋滞。それでも午後早めに出発したおかげで無事、1時間後には目的地に到着しました。
こちらの記事にも書いていますが、ボクはこれまでも「クルマでの買い物」にはかなり大きなメリットを感じていました。
が、今回のように「ちょい遠出」は意外としてこなかったんですよ。実家に帰るとか旅行出るとか、数時間単位のロングドライブor往復数十分の街ノリというのがメインで、今回の「片道1時間」というのはドライブの新境地かも、と感動しました。
これは絶妙なラインを発見した気がしましたね。何がいいって、往復の移動時間、買い物の時間を入れても、かかる時間は3時間くらい。午後早めに家を出れば、夕方、明るいうちから飲めますからね。早い時間から飲みたいだけというわけではないのよ。
半日でもしっかりレジャー感を味わえ、いつもと違う買い物ができてしまうという点で、クルマの「ちょい遠出」はなんと素晴らしい楽しみかしらとしみじみ。なんでもない休日を最高の1日に変えてしまう、賢いプランニングだと思いました。
しかも、暑い中で電車を待つ必要もないし、重たい荷物を抱えて汗をかく必要もないわけですから! 最近の日本の夏は超暑いので、夏の移動こそ、クルマは最強なわけです。
●クルマの支出と天秤にかけても負けないほど、カーライフを楽しみたい
で、魚よ魚! いやあ、それはもうおいしくいただきましたよ。近所のスーパーで買うとなったら、もう大袈裟でなく1.5倍から2倍くらいお金がかかったのではないでしょうか。たくさんの新鮮な魚を買いあさり帰宅。さっそくいただきました。
さっき「電車で移動したら大変」と言いましたが、そもそも生鮮食品は、電車移動で運ぶのは大変ですよね。今回お邪魔したのはザッツロードサイド店で、そもそも電車で来てくれるな、という立地。クルマ移動前提の巨大店なのでした。
そう考えると、クルマ一台を持っているだけで、買い物やライフスタイルの選択肢が広がるし、休日の過ごし方すら、より彩りあるものに変えてしまえるのだなと、思いました。そこまで言うと言い過ぎか。いやいや、なんかそのくらい感動しちゃったなあ。
この春話題になったテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』でも、主人公の友だちがクルマを買って、RPGで船や飛行船を艇に手に入れたみたい、と盛り上がるくだりがありました。その気持ち、すごくわかる! 本当にそのくらいクルマって大きな存在だなあ。次はラウンドワン行こうかな(笑)。
もちろんマイカーを持つというメリットを享受するためには、高い駐車場代を払ったり(まだ言うか!)、過去にもぶーぶーと文句を垂れてきた、クルマにまつわる支出もついて回るわけですが、これらの出費を凌駕できるくらいクルマライフを楽しめればいいなと改めて感じたのでした。
次回、第18回【ついに擦った編】今まで無傷できたけれど、ついについにやっちまいました。どうなる半澤のサイフは?こりゃあ、また金の話なのか?
(半澤 則吉)