レクサス充電ステーション第1弾が「東京ミッドタウン日比谷」にオープン。バッテリーEVの普及とサービスの充実を図る

■レクサス・オーナー向けに多彩なサービスを用意

レクサスは、オーナー向けのレクサス充電ステーションの第1弾として、「東京ミッドタウン日比谷」内に急速充電ステーションを開設しました。バッテリーEVオーナー向けの専用サービス「LEXUS Electrified Program(LEP)」に加入していると、同充電ステーションを利用できます。

レクサス充電ステーションでの充電イメージ
レクサス充電ステーションでの充電イメージ

レクサス初のバッテリーEV(BEV)専用モデルである新型RZの発売と同時に発表された「LEP」は、BEVユーザーの不安を払拭し、不便を解消するのが狙い。

レクサス充電ステーションでの充電は容易にできる
レクサス充電ステーションでの充電は容易にできる

充電方法は、「My LEXUS」のアプリ、もしくは、レクサスオーナーズデスクを通じて希望の充電時間の事前予約をするだけ。面倒な支払いなどの手間は不要で、ストレスフリーな充電が可能になります。

流れとしては、予約をしたクルマでレクサス充電ステーションに向かうと、駐車場でカメラが車番を認証してスタンドが自動で下がり、駐車が可能になります。

駐車して急速充電器(最大150kW)から給電口にプラグを差し込むだけで充電が始まり、充電終了後は、自動支払いで出庫できます。

駐車して急速充電器(最大150kW)から給電口にプラグを差し込むだけで充電が始まる
駐車して急速充電器(最大150kW)から給電口にプラグを差し込むだけで充電が始まる

レクサス充電ステーションは、日本で初めて最大60日前から事前予約が可能な急速充電施設です。オーナーが充電の待ち時間も快適に過ごせるように、商業施設などでの体験サービスも提供されます。

レクサス充電ステーションは、2030年までに全国に約100ヵ所オープンする予定。第1弾の東京ミッドタウン日比谷に続いて、年内に軽井沢コモングラウンズで開設され、体験サービスの提供も予定されています。

急速充電器(最大150kW)を2基用意する
急速充電器(最大150kW)を2基用意する

東京ミッドタウン日比谷での充電の待ち時間は、ブランド体験型施設「LEXUS MEETS…」の併設カフェでお茶をしたり、提携する店舗でのマッサージを受けたりするなど、心地よい時間が過ごせるサービスが用意され、今後も順次、拡大される予定。

充電の待ち時間も快適に過ごせるサービスを用意
充電の待ち時間も快適に過ごせるサービスを用意

たとえば、日本各地の充電器付きの宿泊施設を起点とした独自の旅行プログラム「LEXUS ELECTRIFIED JOURNEY」をはじめ、各ホテルの充電器設置状況が紹介されながら、国内外ラグジュアリーホテルの朝食サービスやアップグレードなどの特典も楽しめる「LEXUS LUXURY HOTEL COLLECTION」が用意される予定です。

さらに、レクサスのBEV試乗体験を含めた日本の魅力に心で触れる旅「TOUCH JAPAN JOURNEY by LEXUS」の優待など、様々なパートナー企業とともに、BEVがあるカーライフを豊かにする新しい体験価値も提案される見込みです。

レクサス充電ステーションのイメージ
レクサス充電ステーションのイメージ

「LEXUS LUXURY HOTEL COLLECTION」は、世界中の1000以上のホテルでさまざまな特典が提供され、6月に開業する「ザ・リッツ・カールトン福岡」で、ベストアベイラブルレートでの予約、ウエルカムアメニティ、毎朝食無料(2名)、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトなども新たに提供されます。

こうしたサービスコンテンツは、今後も順次拡大される予定です。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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