■丸いヘッドライトの間に「ONE-ELEVEN」の文字が表示
メルセデス・ベンツは「ONE-ELEVEN」とクルマにメッセージを浮かばせた謎の画像を公開しました。
同ブランドのデザイン責任者ゴーデン・ワグナー氏は「時代を超越したC111は、新時代を刺激する準備ができている」と延べ、「再考されたアイコン」というメッセージも添えられています。
C111は1969年に公開されたコンセプトカーで、ロータリーエンジンを搭載していました。その後1970年には「C111/II」と呼ばれる後継モデルが登場し、最高速度300km/h、0-100km/h加速4.8秒のパフォーマンスを発揮、その遺伝子が継承されました。
さらにC111/IIのテストカーが十数台製造されて、ロータリーのヴァンケルエンジンの代わりにターボディーゼルが搭載されました。
最終的なコンセプトは1979年の「C111/IV」で、V8ツインターボエンジンを搭載していました。
今回、復数の画像が公開されていますが、丸いヘッドライトの間に「ONE-ELEVEN」の文字が浮かび、C111初期型を彷彿させるオレンジカラーや、C111/IIによく似た丸いライトなど手がかりも見てとれます。
パワートレインなどは一切明かされていませんが、電動パワートレインの搭載が予想され、ワールドプレミアは近いとみられます。