伝説のコンセプトカー「C111」の遺伝子を受け継ぐ!? メルセデス・ベンツが謎の画像を公開

■丸いヘッドライトの間に「ONE-ELEVEN」の文字が表示

メルセデス・ベンツは「ONE-ELEVEN」とクルマにメッセージを浮かばせた謎の画像を公開しました。

メルセデス・ベンツ C111-II
メルセデス・ベンツ C111-II

同ブランドのデザイン責任者ゴーデン・ワグナー氏は「時代を超越したC111は、新時代を刺激する準備ができている」と延べ、「再考されたアイコン」というメッセージも添えられています。

メルセデス・ベンツ C111 コンセプト ティザーイメージ
メルセデス・ベンツ C111 コンセプト ティザーイメージ

C111は1969年に公開されたコンセプトカーで、ロータリーエンジンを搭載していました。その後1970年には「C111/II」と呼ばれる後継モデルが登場し、最高速度300km/h、0-100km/h加速4.8秒のパフォーマンスを発揮、その遺伝子が継承されました。

さらにC111/IIのテストカーが十数台製造されて、ロータリーのヴァンケルエンジンの代わりにターボディーゼルが搭載されました。

最終的なコンセプトは1979年の「C111/IV」で、V8ツインターボエンジンを搭載していました。

今回、復数の画像が公開されていますが、丸いヘッドライトの間に「ONE-ELEVEN」の文字が浮かび、C111初期型を彷彿させるオレンジカラーや、C111/IIによく似た丸いライトなど手がかりも見てとれます。

パワートレインなどは一切明かされていませんが、電動パワートレインの搭載が予想され、ワールドプレミアは近いとみられます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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