アルファロメオ「水素ジェット駆動」ハイパーカー・P7を提案。絶頂期のレースカーを現代に再考

■アルファ ロメオのクラシックモデル、「Tipo 33 Stradale」から影響

デンマーク・コペンハーゲン出身デザイナー、ダニエル・ケムニッツ氏が、アルファ ロメオが将来計画を立てる可能性のある、「水素ジェット駆動」のハイパーカーを提案しました。

アルファ ロメオ P7 予想CG
アルファ ロメオ P7 予想CG

このCGは、デザイントレーニングの世界で認められ、権威あるセンターの1つである「IEDトリノ」在学中に発想したといいます。

しかし、「P7」と名付けられたCGは、限られた時間やそのほかの要因などのさまざまな制約により、教授らに提示したものの、それより先に進むことはなかったといいます。

アルファ ロメオ P7 予想CG
アルファ ロメオ P7 予想CG

P7は、デザインとエンジニアリングの点から、絶頂期にあったアルファ ロメオを振り返ることであったといい、アルファ ロメオの輝かしい過去のレースカーが、現代に向けてどのように再考されるかを提案しました。

そのデザインは、間違いなく1967年から1969年に生産されたアルファ ロメオのクラシックモデル、「Tipo 33 Stradale」から影響を受け、滑らかで流れるようなボディワークが見てとれます。

また同氏は「クラシック・アルファ ロメオ」デザイン価値の本質を捉えるという私の哲学は、「流れるようなラインと途切れることのない表面を備えたボリューム感と、素材と形状を通じてその目的を明確に伝える表面仕上げです」と語っています。

パワートレインは、現代のテクノロジーを常に最新の状態に保つために、ハイパーカーに水素ジェットエンジンを搭載することを構想しています。

アルファ ロメオが今後どのようなパワートレインをメインに展開するのか注目です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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