アウディ「Q6 e-tron」、476馬力のパフォーマンスモデルがニュルブルクリンクを全開走行

■800ボルトの「PPE」アーキテクチャ採用

アウディは現在、次世代フルエレクトリック・クロスオーバーSUV「Q6 e-tron」を開発中ですが、その高性能モデルとなる「SQ6 e-tron」プロトタイプをカメラが捉えました。

アウディ SQ6 e-tron 市販化プロトタイプ スパイショット
アウディ SQ6 e-tron 市販化プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、スリムなスプリットヘッドライトを備えたノーズと、外縁のエラ、そしてバンパーのワイドな開口部を組み込んだ複雑なフロントエンドが特徴のSUVです。

リアエンドでは、スリムなLEDテールライトを装備、リアワイパーはかなり小さく謎です。

アウディ SQ6 e-tron 市販化プロトタイプ スパイショット
アウディ SQ6 e-tron 市販化プロトタイプ スパイショット

下部グリルは反転され、スマイリーフェイスとなっているほか、グリルメッシュにスポーティな六角形パターンが確認できます。

さらに、フロントフェンダー後部には、スリムなエアアウトレットが配置されています。またモノブロックキャリパーと、ローターがはるかに大きく見えるブレーキなどの手がかりからも、高性能モデル「S」であると予想されます。

内部では、インストルメントクラスターとインフォテインメントスクリーン用の大型スクリーンが備えられており、物理ボタンはほとんどないようです。

アウディ SQ6 e-tron 市販化プロトタイプ スパイショット
アウディ SQ6 e-tron 市販化プロトタイプ スパイショット

市販型では、ポルシェと共同開発した800ボルトの「PPE」(Premium Platform Electric)アーキテクチャを採用。

複数の出力が利用可能であることが期待されており、SQ6では、デュアルモーターを積み、最高出力476ps・最大トルク800Nmを発揮する全輪駆動システムが期待できます。

Q6 e-tron市販型のワールドプレミアは、2023年内と予想されますが、SQ6やRS Q6など高性能モデルが同時発表されるかは不明です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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