あの個性的テールライトはどうなる!? ヒョンデ「ツーソン」大幅改良。祖先はヒュンダイJM

■牙スタイルのテールライトは、ツーソンで最も記憶に残るデザイン

ヒョンデの人気クロスオーバーSUV「ツーソン」改良型プロトタイプをカメラが捉えました。

ヒョンデ ツーソン 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ ツーソン 改良型プロトタイプ スパイショット

初代ツーソンは2004年に誕生、日本市場へは「ヒュンダイJM」として市場投入されていました。現行型となる第4世代は2020年に登場しており、これが初の大幅改良となります。

路上で捉えたプロトタイプはボディを完全にカモフラージュしており、大規模なリフレッシュが予想されます。ただし、フロントフェンダー、ウインドウ、ウエストラインの露出した部分から、大きな金属加工のアップデートがないことがわかります。

グリルのパターンは、太い部分と細い部分が混在した新しいデザインに変更されている様子がうかがえますが、見えるものが完成品であるかどうかはわかりません。また、LEDデイタイムランニングライトは新設計され、グリルの正面まで伸びる全幅デザインとなる可能性がありそうです。

ヒョンデ ツーソン 改良型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ ツーソン 改良型プロトタイプ スパイショット

後部も完全にガードされており、ディテールは不明ですが、現行型で見られる牙スタイルのテールライトは、ツーソンで最も記憶に残るデザインの細部の1つであり、これが変更されれば大きなニュースとなるでしょう。

インテリアでは、標準で8.0インチのインフォテインメントスクリーンが搭載されていますが、オプションで10.3インチのディスプレイにアップグレードすることが可能です。また安全技術には、歩行者検知付き前面衝突監視、車線維持支援、自動ハイビーム、ドライバー注意警告、後部座席警告が含まれます。

現行型パワートレインは、最高出力150psと180psを発揮する1.6リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、最高出力187psを発揮する2.5リットル直列4気筒エンジン、最高出力226psを発揮する電気モーター搭載1.6リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、そしてトップモデル「N Line」では最高出力290psを発揮する2.5リットルターボチャージャーエンジンが提供されていて、キャリーオーバーされると思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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