ヒョンデの水素電動スポーツクーペ「Nビジョン 74」がいよいよ発売か?

■最高速度は250km/h。ヒョンデが持つモータースポーツのプラットフォームを採用

ヒョンデが2022年7月に発表した、燃料電池を搭載した電動スポーツクーペ「Nビジョン74」の市販化に向けて動き出している可能性があることがわかりました。

ヒョンデ Nビジョン 74
ヒョンデ Nビジョン 74

Nビジョン74は、1974年にヒョンデが発表したコンセプトカー「ポニークーペ」にインスピレーションを得ているモデルです。

ヒョンデ Nビジョン 74
ヒョンデ Nビジョン 74

ヒョンデは最近、カーメディアの問い合わせに対し「すぐに生産されることはありませんが、このモデルの市販化を真剣に考えています」と語ったようです。

また同ブランドの最高クリエイティブ責任者であるリュック・ドンカーヴォルケ氏は、別のメディアに「Nビジョン74コンセプトの量産化に向けて真剣に取り組んでいる」と明言。「私はショービジネスが大嫌いです。ショーカーを作ってその後は何もしないのが嫌いなのです」と付け加えました。

ヒョンデ Nビジョン 74
ヒョンデ Nビジョン 74

量産化を目指すNビジョンは、同ブランドが持つモータースポーツのプラットフォームを採用。水素電池を採用し、リアにデュアルモーターを搭載、最高速度は250km/hを誇ります。また62.4kWhのバッテリーを積み、最大600km以上の航続距離を実現します。

日本にはないタイプのモデルだけに、国内投入されれば、日本メーカにとって大きな刺激になることは間違いないでしょう。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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