APOLLO 
■3.0リットル直列6気筒ツインターボチャージャーは電動化？
BMWは現在、スポーツクーペ「4シリーズ」改良型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
現行型となる4シリーズ第2世代（G22型）は2020年に登場、これが初の大幅改良となります。
ミュンヘン市街地で捉えたプロトタイプは、ヘッドドライト内部のLEDデイタイムランニングライトが現行型のハーフカップデザインから、「X5」「X6」などの最新モデルで採用されている、ブーメランスタイルへと新設計されていることがわかります。また新設計され、より複雑化されたエアインテークも見てとれます。
リアエンドでは、開発途中のディフューザー、エキゾーストシステムを装備。カモフラージュの後ろには、グラフィックが刷新されたLEDテールライトが透けて見えます。また、バンパーコーナーにはスリムなエアアウトレットが配置されており、パフォーマンスモデルとなる「M440i」プロトタイプと思われます。
最新の4シリーズでは、すでにiDrive8インフォテインメントソフトウェアと12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、そして14.9インチのインフォテインメントディスプレイを備えたデュアルスクリーンカーブドディスプレイオプションを搭載していますが、いくつかの装飾品を微調整する可能性がありそうです。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ツインターボチャージャーエンジンを積み、最高出力382ps・最大トルク500Nmを発揮。
改良型でもキャリオーバーされる見込みですが、なんらかの電動化がなされる可能性もありそうです。また、ハードコアモデルのM4では、最高出力500ps以上を発生します。
4シリーズ改良型がいつ登場するか明らかになっていませんが、噂によると2024年3月から生産に入ると伝えられており、そのスケジュールに合わせるなら、ワールドプレミアは、2023年末から2024年初めとなりそうです。
