■ル・マン24時間レース6連覇を目指すTGRや主催者が多彩なコンテンツやイベントを開催予定
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)が注力しているWEC(世界耐久選手権)。その中でも目玉といえるのが、ル・マン24時間レース。
2023年6月10日(土)から11日(日)に開催されるWEC世界耐久選手権の「第4戦 ル・マン24時間レース 100周年大会」に向けて、TGR公式サイト内にル・マン特設サイトが開設されました。
同サイトでは、2台のトヨタGR010 HYBRIDや、歴代のル・マン参戦車両が描かれたキービジュアルが披露されています。2018年から5連覇を達成してきた5台の優勝車両が初めてサルト・サーキットに会した記念写真、レースウィーク中に開催されるイベントなどについて公開されています。
先日、フランス西部自動車クラブ(ACO)からの働きかけに応じ、100周年という記念すべき節目を迎え、ル・マン24時間レースで優勝した車両が集結しました。
TGRでは、これまでル・マン24時間レースで優勝したレースカーを、優勝当時の状態のまま、開発拠点のTOYOTA GAZOO Racing Europeやトヨタ社内で保管、展示。また、2020年優勝車であるTS050 HYBRIDは2021年にル・マン博物館に寄贈されたため、全5台の優勝車両がすべて一堂に会するのは初めてになります。
これらのマシンは6月1日から7月2日まで、ル・マン博物館で展示されます。また、2018年と2022年の優勝車両は、6月10日に開催されるセンテナリーパレードにおいて、13.626kmのサーキットをアレックス・ブルツと中嶋一貴の優勝ドライバーがドライブします。
100周年のレース中にもイベントを予定。サルト・サーキット内の「Manufacturers’ Village」や「ACO Fan Zone」において、ル・マン24時間耐久レースの100年の歴史で、トヨタの歩みを振り返ります。さらに、将来のカーボンニュートラル実現に向けた様々な挑戦についての展示も行われます。
なかでも、日本政府観光局(JNTO)、1991年に日本の自動車メーカーとして初めてル・マン24時間レース総合優勝を飾ったマツダとともに、訪日インバウンド観光促進、日本のカーボンニュートラル社会実現へ向けた技術開発の取り組みが紹介されるテーマ展示「Japan Endless Discovery」も予定。モータースポーツ参戦における、数々の挑戦で鍛え上げられてきた車両技術が搭載されたコンセプトカーも見どころになります。
レースでは、6月8日(木)に行われるハイパーポール、6月10日(土)23時(日本時間)スタートの決勝での「GR010 HYBRID」7号車、8号車の車載カメラの映像が生配信されます。
そのほか、レースウィーク中には速報リポートなどがTwitterとの連動により配信。さらに、6月11日には、トレッサ横浜(神奈川県)南棟1Fセンターガーデンで、6月10日~11日には、裾野市生涯学習センター(静岡県)において、パブリックビューイングも行われます。
また、『グランツーリスモ7』で開催中されている「TGR GT CUP」は、6月4日に第3戦のル・マン24時間レースを開催。リアルのレースの前に、バーチャルの世界で「GR010 HYBRID」でレースを楽しめます。大会にエントリーすると、グランツーリスモ7内で使用できる2023年リバリーのGR010 HYBRIDが進呈されます。
(塚田 勝弘)
【一部変更のご案内】
「イベント主催者(ACO)より、展示会場の名称が変更になったと過日連絡を受け、本日5月29日10時頃、当該リリースの一部修正を行いました。」とのガズーレーシング(トヨタ自動車)からの連絡を受け、以下部分を変更しております。
旧) Centenary Village
↓
修正後) Manufacturers’ Village
【関連リンク】
TOYOTA GAZOO Racing
https://toyotagazooracing.com/jp/
TGRル・マン24時間特設サイト
https://toyotagazooracing.com/jp/wec/special/2023/24h-lemans/
「TGR GT Cup 2023」特設サイト
https://toyotagazooracing.com/jp/e-motorsports/join-entrant/2023/