■1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン搭載のハイブリッド全輪駆動
レクサスが現在開発中の新型コンパクト・クロスオーバーSUV「LBX」を、6月5日にイタリア・ミラノでワールドプレミアすることを発表、そのティザーイメージが2点公開されました。
長い間噂されていたLBXですが、いよいよデビューの時が来たようです。
公開されたティザーイメージでは、短いボンネットとクロームストリップを介して接続された、アグレッシブなLEDヘッドライトを装備するフロントエンドが明らかになっています。
レクサスの特徴であるスピンドルグリルは廃止され、バンパーのハニカムパターンの中央インテークに置き換えられているのも特徴です。リアエンドでは、ティアドロップサングラスのような全幅LEDテールライトを装備しています。
市販型では、トヨタ・ヤリスクロスと「TNGA-B」プラットフォームを共有する可能性があります。おそらく全長4,180mm(164.6インチ)、全幅1,765mm(69.5インチ)、全高1,560mm(61.4インチ)のヤリスクロスと同等のサイズが予想され、レクサスラインナップの中では「UX」の下に位置する最小のSUVとなります。
パワートレインは1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド全輪駆動が予想されています。
LBXの車名は当初、シトロエン風の「BX」と噂されていましたが、その後、商標登録により「LBX」が確認されました。市販型では、ヤリスやヤリスクロスが販売されていない米国市場にも導入されることが期待できるかもしれません。