ボルボ最小エレクトリックSUV「EX 30」発売へ。公開前にデザイン流出

■6月7日デビュー決定。デュアルモーターの全輪駆動バージョンも設定

ボルボは現在、6月7日にデビュー予定のブランド最小のコンパクトクロスオーバー電動SUV「EX30」を開発中ですが、その特許画像がリーク、スウェーデンのエージェント経由で画像を入手しました。

ボルボ EX30 特許画像
ボルボ EX30 特許画像

「EX」シリーズは電動モデルに特化したボルボのシリーズで、これまでフラッグシップSUV「EX90」が公開されています。

流出した特許画像のフロントエンドは、ヘッドライトの形状、LEDデイタイムランニングライト、密閉されたグリルなど、「EX90」と酷似しています。しかし、より傾斜したルーフラインと太いCピラーなど、側面は大きく異なっていることがわかります。

ボルボ EX30 特許画像
ボルボ EX30 特許画像

リアエンドでは、テールライトの形状もほぼ同じですが、EX30には90と区別する追加のデザイン要素があります。

画像がモノクロのため断言はできませんが、テールライトに接続されているストリップがLEDを装備している可能性が高いと見られます。

EX30市販型は非公式情報によると、吉利汽車の「SEA」アーキテクチャを採用し、その基礎をスマート「#1」や、ポールスターの今後発売予定のサブコンパクトEVクロスオーバーと共有するといいます。

また、EX30のベースモデルは後輪駆動で、オプションで2つの電気モーターを備えた全輪駆動バージョンも用意されることが濃厚です。ボルボ全体のラインアップでは、既存のXC40 Recharge、およびC40 Rechargeの下に位置することになります。

 (APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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