トヨタ「ライズ」に3列7人乗りの「ライズスペース」が追加?

■ベースモデルとデザイン差別化、「DNGA」最新バージョンを採用

トヨタは現在、コンパクトクロスオーバーSUV「ライズ」改良型を開発中とみられますが、その目玉となる3列7人乗り「ライズスペース」のデザインを大予想しました。

トヨタ ライズスペース 予想CG
トヨタ ライズスペース 予想CG

ライズは、トヨタの子会社ダイハツ「ロッキー」第2世代のOEM供給モデルとして誕生。「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用している5人乗りのSUVです。

2021年11月にはハイブリッドを導入するなど大幅改良がなされていますが、さらなるテコ入れがなされると思われます。

トヨタ ライズ 現行型
トヨタ ライズ 現行型

その目玉となるのがボディを大型化、シートレイアウトを3列7人乗りとしたモデルです。

すでに2022年には「RAIZE SPACE」(ライズスペース)の車名が特許申請されていることから、この車名が最有力となっています。

予想されるデザインはベースモデルと同様になるか専用デザインかは不明ですが、ライズスペースでは、視認性を確保し、3列シートアレンジに適したウインドデザインに。

サイドキャラクターラインは伸びのある直線的なもの、アンダー部分はリヤの膨らみから繋がるシャープな張り出しラインが採用されそうです。

ヘッドライトデザインは、現トヨタの流れを汲む大胆なL型デザインも予想されます。また両サイドデュフューザーは、フロントの張り出しから繋がるデザインでワイド感が強調されそうです。

改良型では「DNGA」最新バージョンを採用、ボディサイズは全長4295mm、全幅1700mm、全高1680mmと予想されます。車内は大人7人が広々と乗れるスペースを提供、2列目シートをスライドすれば、その楽しみ方は無限です。

パワートレインは、1.2リットル直列3気筒+電気モーター「e-SMART HYBRID」システムを「ロッキー」と共有、駆動方式はFFとなるでしょう。現段階でガソリンエンジンがラインアップされるか、ハイブリッド専用となるかは不明です。またハイブリッドモデルの航続距離はボディ拡大ながら26km/L以上が期待されています。

ライズ改良型、およびライズスペースのワールドプレミアは、2024年内と予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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