■これまで捉えてきた「DB11」後継モデルと称されたプロトタイプに酷似
アストンマーティンは現在、次世代「DB」GTカーを開発中と見られますが、デビューが5月24日に決定するとともに、そのティザーイメージが3点が公開されました。
同ブランドでは「単なるGTではない。グランドだけでは物足りないだろう」というメッセージを発表。
この新型モデルが単なる新しいDBシリーズではなく、「GTセクターの規範から解放される」新しいカテゴリーの車両であることを示唆しています。
また、同社DBラインの75周年を記念して作られた、特別なものになるという噂もあります。
キャビン内のティザーイメージでは、コントロールが満載のセンターコンソールが確認でき、サスペンション設定のボタンとアクティブエキゾースト機能のようなものが見えます。
さらにトラクションの設定、運転支援機能、シートヒーター/ベンチレーター、温度調節器、ステレオなどのコントロールが備わっているようです。
そして、デジタルディスプレイの一部にはスマートエアコンシステムが表示され、コンソールの中央にはエンジンスタート/ストップボタンが配置されています。
エクステリアの画像では、これまで捉えてきた「DB11」後継モデルと称されたプロトタイプに酷似しており、より大きなレンズと3つのライトを備えたティアドロップヘッドライトライトがはっきりとわかるほか、大型グリルも露出しています。
DB11では、V型12気筒エンジンを搭載したモデルが、2019年に生産終了しており、「AMR」を除外すれば、現在はV型8気筒モデルのみがラインアップされています。しかし、この新型DB GTカーではV12エンジン復活が噂されており、5.2リットルV型12気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載すると予想されます。
しかし、電動化が来ないというわけでありません。「ヴァルハラ」では、V8ツインターボチャージャーエンジンと、デュアル電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドパワートレインがすでに搭載されており、システム合計の最高出力は950馬力を発生します。
果たして、DB新型GTカーはどのエンジンを搭載するのか、要注目です。