■トラバース次期型の初期設計案の可能性も
ゼネラルモーターズ・デザインスタジオが、謎のコンセプトカースケッチを公開しました。
このコンセプトカースケッチの正体は不明。誇張されているはずですが、特徴的なCピラーや全体的デザインは、シボレー「トラバース」に似ていることがわかります。
また、ルーフレールはカモフラージュされたプロトタイプのものと同タイプのようです。そう考えると、このスケッチがトラバース次期型の初期設計案とも考えられます。
ですが、このスケッチにはシボレー「カマロ」を彷彿させる特徴もみられます。リアにはスリムなクワッドLEDテールライトが見てとれます。カマロでは片側に2つのLEDリングが配置されていますが、その進化系をみているようです。
側面では、タイトなリアクォーターウィンドウが装備されています。これは、コンセプトスケッチにありがちな、誇張されたコンポーネントとみていいですが、カマロはウインドウがコンパクトなことで有名で、その印象を受けます。
続いてDピラーですが、これはカマロの特徴でもトラバースの特徴でもありません。現行モデルは後ろまでガラスのサイドウインドウがあり、スパイショットからも次期型ではそのスタイルを保持すると思われます。
このように、スケッチは謎だらけですが、注目は以前ゼネラルモーターズが、シボレー・コルベットのサブブランドを作るという噂です。
情報では、コルベットのバッジがついた2つの電動モデルを市場に投入するといいます。1台は「4ドアのリフトバッククーペ」、もう1台は高性能クロスオーバーと見られており、このスケッチがそのクロスオーバーの可能性もありそうです。