BMW「X3」次期型が来た! Mパフォーマンスにも4本マフラー採用

■最新の4.0リットル直列6気筒ツインターボで400馬力か?

BMWは現在、人気クロスオーバーSUV「X3」次期型を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット
BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット

スウェーデン北部で捉えた開発車両は、ボディ全体を硬質パネルでカバー。フェンダー、ボンネット、ドアにフィットしており、ディテールが完全に隠されています。

ヘッドライトやテールライトも、すべてプレースホルダー(ダミーコンポーネント)です。

ですが、グリルの輪郭を見ると若干、拡大されているほか、フロントバンパーコーナーには垂直方向のベントも見られます。

BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット
BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット

最終的には、オプション機能としてLEDマトリックス、あるいはレーザーライトが提供される可能性があります。

また、他のBMWモデルと同様に、X3次期型にはアクティブフロントグリルや、車両の熱効率を最適化し、燃料消費を削減するためのデバイスを搭載、 CO2排出量を削減します。

後部も大胆に新設計されます。LEDテールライトはスリムになり、テールゲート開口部に丸みを持たせています。ナンバープレートが、テールライトの間から、バンパーすぐ上に移動されていることもわかります。

注目は、円形のクワッドエキゾーストパイプです。ピュア「M」モデルの可能性もありますが、車高がそれほど下げられていないほか、ブレーキもそれほどアグレッシブではないため、Mの下に位置する「M40i」と思われます。

BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット
BMW X3 次期型プロトタイプ スパイショット

キャビン内は布で覆われていますが、おそらく12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのセンターインフォテインメントシステムが搭載される可能性が高いようです。

その場合、「X1」が採用する10.25および10.7インチのディスプレイと大きく差別化されることになります。

次期型のパワートレイン詳細は不明ですが、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、および完全電動バージョンBEVが登場します。

現行型M40iは3.0リットル直列6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載、最高出力340psを発揮しますが、次期型では同エンジン最新パージョンにより、最大400psを超えるパワーブーストを備えると噂されます。

X3次期型のワールドプレミアは、最速で2023年内と予想されています。

(APOLLO)

 

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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