横浜ゴムがWRC最年少チャンピオン・ロバンペラ選手のFDJ挑戦にタイヤ供給!【FORMULA DRIFT JAPAN】

■WRC最年少王者の「FORMULA DRIFT JAPAN」参戦の足元を支える

●供給するタイヤは「ADVAN NEOVA AD09」と「ADVAN Racing RS-DF Progressive」

横浜ゴムは、2023年5月20日(土)~21日(日)に福島県のエビスサーキット西コースで開催されるドリフト競技大会「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)」の第2戦に参戦するカッレ・ロバンペラ選手に、「ADVAN(アドバン)」のタイヤ・ホイールを供給すると明らかにしました。

ロバンペラ選手は「KR69 CUSCO Racing」から「Red Bull GR COROLLA」で「FDJ」に参戦します。

ロバンペラ選手は、「KR69 CUSCO Racing」から「Red Bull GR COROLLA」で「FDJ」参戦する
ロバンペラ選手は、「KR69 CUSCO Racing」から「Red Bull GR COROLLA」で「FDJ」参戦する

この「FDJ」は、アメリカの「FORMULA DRIFT」のインターナショナルシリーズ。日本発祥のモータースポーツであるドリフト走行により競われ、人気を得ている「FORMULA DRIFT」が逆輸入され、2014年から開催されています。

2022年のWRC世界ラリー選手権の王者・ロバンペラ選手は、フィンランド人のラリードライバー。プジョーや三菱のワークスドライバーとして活躍したハリ・ロバンペラの息子で、親子でWRC優勝を成し遂げています。

カッレ・ロバンペラ選手は、8歳までにドリフト走行をマスターしたという天才で、WRCでは、2021年にシーズン2勝でドライバー選手権4位にランクイン。翌2022年には史上最年少記録となる22歳でドライバーズチャンピオンを獲得。

先述したように、ドリフト競技への造詣も深く、運転技術も備え、ドリフトマスターズ・ヨーロッパ選手権にもスポット参戦しています。

ストリートスポーツタイヤの「ADVAN NEOVA AD09」
ストリートスポーツタイヤの「ADVAN NEOVA AD09」

このほど、横浜ゴムが供給するのは、ドライグリップ、コントロール性、耐摩耗性能を高次元でバランスした、同社最強を謳うストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09」と、スポーツ系アルミホイール「ADVAN Racing RS-DF Progressive」。

高度なテクニックが求められるドリフト競技でも、若き天才ドライバーとして、世界中から注目されているロバンペラ選手を足元から支え、「ADVAN」のブランド力向上と優れた性能の訴求を図る構えです。

同社は、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」のタイヤ消費財事業において、高付加価値商品の主力であるこのアドバンをはじめ、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、ウィンタータイヤの販売構成比率最大化を掲げています。

スポーツ系アルミホイールの「ADVAN Racing RS-DF Progressive」
スポーツ系アルミホイールの「ADVAN Racing RS-DF Progressive」

その中で、モータースポーツ活動を技術開発とアドバン、ジオランダーの両ブランド強化の場と位置づけています。

そのため、トップカテゴリーからグラスルーツ(いわゆる草レース)と呼ばれるカテゴリーまで、国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦。その技術力とブランド力を磨き上げています。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる