■4ドアはセダン、クロスオーバー、SUVが候補に
マクラーレンは現在、次世代モデルや、これまでにないボディスタイルを持つモデルを計画していますが、そのスケジュールが見えてきました。
情報によると、同ブランド直近のディーラーミーティングにおいて、F1にインスパイアされたフラッグシップハイブリッドハイパーカーの詳細が明かされ、新しい4ドアモデルがほのめかされたといいます。
具体的には、名車P1の後継モデルとなるハイブリッドハイパーカーと、4人乗りのクロスオーバー、あるいはSUVやセダンです。
P1は2013年にジュネーブモーターショーで発表、最高出力737psを発揮する3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、最高出力179psを発揮する電機モーターアシストを搭載。システム合計で916ps・最大トルク900Nmを発揮するスーパーカーでしたが、2015年には通常モデルの生産を終了しました。
次世代ハイパーカーでは、現在のマクラーレンの設計に比べて、約70%軽量化されたハイブリッドシステムを採用すると見られます。
直近のハイブリッドモデルでは、最高出力671psを発揮する3.0リットルV型6気筒と電気モーターを搭載する「Arturua」が存在しますが、これを圧倒するスペックとパフォーマンスが期待できそうです。
さらに気になる4ドアモデルですが、同社ではポルシェ「カイエン」や、フェラーリ「プロサングエ」に携わってきた、マイケル・ライターズ氏が2022年7月に新CEOに就任。以降4ドアモデルの開発が加速していると見られ、その市販型はクロスオーバー、SUV、そしてセダンが噂されています。