ランドローバー・ディフェンダー「タンク エディション」発売。どこでも走れるキャタピラーを装備

■ディフェンダーの最低地上高を20インチ(508mm)に倍増

ランドローバー ディフェンダー タンクエディション
ランドローバー ディフェンダー タンクエディション

ランドローバーのカスタマイズを手掛ける「Defender Mods」社は、「ディフェンダー」用のオフロードタイヤ「タンク エディション」を開発しました。

車輪すべてをタンクトラックに置き換え、起伏の多い地形での自由度を高めてくれます。

4ボルト・オン・タンクトラックは、同数の特注アダプターのおかげで、サスペンションを変更することなく、既存のホイールマウントポイントに取り付けられるといいます。

SUVからタンクへの変更は、4つのタイヤすべてを交換するのとほぼ同じくらい簡単ですが、交換にはかなり背の高いジャッキが必要になりそうです。

履帯(キャタピラー)は、ランドローバーのユニボディシャシーと同様に、熱処理された高強度で軽量のアルミニウムで作られており、 各トラックの重さは約350ポンド(約158kg)であるため、フルセットの重さは1,400ポンド(約635kg)にもなります。

幅は16インチ(約40.6cm)で、車高もかさ上げされ、ディフェンダーの最低地上高を20インチ(508mm)に倍増させます。

ランドローバー ディフェンダー タンクエディション
ランドローバー ディフェンダー タンクエディション

タンク エディションは最強の走破性を誇りますが、いくつかの弱点もあります。乗り降りが難しくなるだけでなく、最高速度は40mph 約64km/h)に制限され、装着したままでの舗装路走行は勧められないといいます。

今回公開された「タンク エディション」の画像は、実物ではなく3Dで制作されたプレビューです。

ただし、同社ではすでにディフェンダーのオーナーからの注文を受けており、2023年後半に利用可能になるファーストロットのキットリストを作成しているようです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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