■ディフェンダーの最低地上高を20インチ(508mm)に倍増
ランドローバーのカスタマイズを手掛ける「Defender Mods」社は、「ディフェンダー」用のオフロードタイヤ「タンク エディション」を開発しました。
車輪すべてをタンクトラックに置き換え、起伏の多い地形での自由度を高めてくれます。
4ボルト・オン・タンクトラックは、同数の特注アダプターのおかげで、サスペンションを変更することなく、既存のホイールマウントポイントに取り付けられるといいます。
SUVからタンクへの変更は、4つのタイヤすべてを交換するのとほぼ同じくらい簡単ですが、交換にはかなり背の高いジャッキが必要になりそうです。
履帯(キャタピラー)は、ランドローバーのユニボディシャシーと同様に、熱処理された高強度で軽量のアルミニウムで作られており、 各トラックの重さは約350ポンド(約158kg)であるため、フルセットの重さは1,400ポンド(約635kg)にもなります。
幅は16インチ(約40.6cm)で、車高もかさ上げされ、ディフェンダーの最低地上高を20インチ(508mm)に倍増させます。
タンク エディションは最強の走破性を誇りますが、いくつかの弱点もあります。乗り降りが難しくなるだけでなく、最高速度は40mph 約64km/h)に制限され、装着したままでの舗装路走行は勧められないといいます。
今回公開された「タンク エディション」の画像は、実物ではなく3Dで制作されたプレビューです。
ただし、同社ではすでにディフェンダーのオーナーからの注文を受けており、2023年後半に利用可能になるファーストロットのキットリストを作成しているようです。