ランボルギーニ初のEVの詳細が見えてきた。ミウラなどより高い地上高、2+2のグランドツアラーになる?

■最新「レヴエルト」から「Yモチーフ」のデザイン要素を継承!?

ランボルギーニは現在、ブランド初となる量産フルエレクトリックモデルを計画しているとみられますが、そのボディスタイルがクロスオーバーやSUVではなく、2+2のグランドツアラーになる可能性が高いことがわかりました。

ランボルギーニ アステリオン
ランボルギーニ アステリオン

同ブランドでは、2024年末までに全ラインナップをハイブリッド化することに加えて4番目のモデルラインを追加、二酸化炭素排出量を80%削減するという目標を達成するのを掲げています。

初のEVデザインは、「エスパーダ」や2015年の「アステリオン」コンセプトなどのヘリテージカーにインスパイアされている可能性があるといいます。

ランボルギーニCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏によると、「現在のラインナップに欠けているのはGT 2+2であり、その埋め合わせを新時代のエレクトリックモデルで埋めることになるでしょう。これは、2つのスーパースポーツカーとSUVへの良いアドオンになると思います」と、カーメディアに語っています。

また、このEVはウルスの悪路走行性を備えてはいないと延べ、それがクロスオーバーSUVモデルになることを否定しています。

以前、EVはハイライディングモデルになるという情報でしたが、それはハードな悪路やラリーコースを走破するためのものではなく、スピードバンプや急な坂道に対応するレベルを指しているようです。アステリオンは、「ミウラ」より地上高が高く、イメージ的にはまさにハマっています。

ランボルギーニ レヴエルト
ランボルギーニ レヴエルト

市販型はレトロなスタイリングにインスパイアされるとしても、最新「レヴエルト」から「Yモチーフ」のデザイン要素を継承する可能性も高く、計画されている4人乗りフルエレクトリックGTカーは、ポルシェ「911」次世代EVと市場で争うことになりそうです。

ブランド初のフルエレクトリックモデルは、2028年に登場予定ですが、レヴエルトやウラカンの後継車になることはないといいます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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