「これがカローラなの?」橘舞×トヨタ・カローラスポーツ【注目モデルでドライブデート!? Vol.157】

■ワイドフェンダーの魅力

今回の“彼女”は、橘舞さん!
今回の“彼女”は、橘舞さん!

カローラと言えばセダンでしょ?

トヨタ・カローラスポーツと
トヨタ・カローラスポーツと

……そんなイメージはすっかり過去のもの。だけど、とはいえ、一般的には「カローラといえばステーションワゴン」という人がマジョリティだと思う。

でも、ボクの愛車のカローラはそうじゃない。「カローラスポーツ」、つまりセダンでもワゴンでもなく、5ドアハッチバックである。

ワイド&ロー
ワイド&ロー

どうしてハッチバックを選んだのか?と尋ねられれば、答えは簡単。「カッコよかったから」だ。初めて見たとき、このスタイルに一目惚れした。

そう、彼女を見た瞬間に好きになってしまったあの時のように。

plump & healthy
plump & healthy

「これがカローラなの?」

そんな彼女の印象は、きっと世間一般のものと大きく変わらないだろう。

プロポーションは独特だ。日本で売っているカローラのセダンやワゴンに対して全長が短いだけでなく、フェンダーも張り出しているのがお気に入りのポイント。おかげでスタイリングに「ワイド&ロー」感が増している。

「乗っちゃうよ?」
「乗っちゃうよ?」

セダンやワゴンの全幅が1745mmなのに対し、スポーツのそれは1790mm。パッと見ただけでは違いは分かりにくいけれど、狭い駐車場での扱いやすさと引き換えに手に入れたワイドフェンダーは、明らかにスタイルを美しくしている。


●バーゲンプライス!

ワイドボディ!
ワイドボディ!

そして加えるなら、全幅1790mmであれば、一般的な駐車場でワイドさを意識することはない。だから、スタイリングを気にするのなら、日本向けのカローラでは「スポーツ」だけに備わる張り出しの大きなフェンダーが魅力的だし、車幅に臆することなく選ぶべきだと断言できる。

スタイリッシュハッチバック
スタイリッシュハッチバック
「どこ行くのかな?」
「どこ行くのかな?」

「私も好きよ、このオレンジ色」

何を隠そうボクも、正直なところ、このオレンジがあったからカローラスポーツを買った。「オレンジマイカメタリック」というこの色は、2022年10月のマイナーチェンジで追加されたばかり。その鮮やかさに惚れてしまったのだ。

デートのお相手
デートのお相手

ところで、カローラスポーツの「G“Z”」グレードは、ガソリンエンジン車であれば264万円(ボクの愛車はハイブリッドで289万円)。最上級グレードだけに18インチタイヤ&ホイールを組み合わせるからスタイリングの見栄えがいいし、新車購入から5年間は無料で使える通信ナビまで標準装備だ。

それでこの価格は、バーゲンプライスと言わずにどう表現すればいいというのだろうか。

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:橘 舞/ヘア&メイク:千葉 ちえみ/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる