■後部ドアハンドルは、Cピラーの高い位置から伝統的な位置に配置
日産のスタイリッシュ・クロスオーバーSUV「JUKE」(ジューク)または「キックス」の次期型と思わしき謎のプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
初代ジュークは2010年に誕生、2019年には待望の第2世代が登場しましたが、日本市場に導入はされませんでした。それから4年が経過、未だ日本市場復活への期待は高いです。
また、現行型となる2代目キックスは、2016年に発売されており、フルモデルチェンジには最適のタイミングといえます。
捉えたプロトタイプはバックショットのみですが、ルーフラインやサイドウィンドウは現行型ジュークのデザインにかなり近く、リアハッチの下には、分厚いボディワークも確認できます。さらにフェンダー周りの大胆なトリムもジュークの特徴であり、リアボディパネルには、ジュークらしいフレアが装着されています。
ただし、ジュークと仮定すると、テールライトは縦基調に新設計されているほか、後部ドアハンドルは、Cピラーの高い位置から伝統的な位置に装備されているなど、大幅な変更も見られます。
一方、リアクォーターウィンドウはキックスに似ているようです。
現段階で有力なジューク次期型で話をします。ジューク現行型では「CMF-B」プラットフォームを採用していますが、次期型ではEV専用アーキテクチャ「CMF-EV」を「アリア」と共有すると見られます。
日産は現在、「キャシュカイ」「エクストレイル」「ジューク」のエレクトリックモデルを計画しており、ジューク次期型では「e-Power」とEVのラインアップが予想されます。
このプロトタイプがジュークである場合、フルモデルチェンジを期に、日本市場への電撃復帰は計画されるのか注目されますが、情報が入り次第お伝えしていきます。