■3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン搭載で495psへ
BMWは現在、2ドアクーペ/カブリオレ「4シリーズ」改良型を開発中ですが、その頂点に君臨するハードコアモデル「M4クーペ」市販型の予想CGが完成しました。
これまで実車を捉えてきた4シリーズ、およびM440i同様、巨大グリルは健在。ヘッドライト内部には、現行型のハーフカップデザインから、「X5」「X6」などの最新モデルで採用されている、ブーメランスタイルへと新設計されたLEDデイタイムランニングライトが確認できます。
4シリーズはこの大幅改良を前にした2023年1月、大幅にグレードアップされ、内部には「iDrive 8」を搭載するデュアルスクリーンが採用されています。
しかし、本格的なLCI(フェイスリフト)が数ヶ月以内に実行予定で、最強モデル「M4」も含まれています。
前述したように、すでにMスポーツパッケージを備えた4シリーズクーペ、およびよりホットなM440iプロトタイプはスクープしていますが、M4の実車はまだ出現していません。しかしピュアMモデルも他グレードと主要デザインを共有することが濃厚となっています。
注目はパワートレインです。現行M4クーペは、最高出力480psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載していますが、改良型では495psへ向上すると予想されています。
また、上位モデル「M4 コンペティション」では510psから525psへのアップグレードが期待できそうです。
M4改良型のワールドプレミアは2023年内と予想され、その後は上位モデル「M4 CS」、最上位「M4 CSL」が続くことになるでしょう。