■テールライトは長方形から三角形に新設計されコンパクト化
MINIが現在開発中の「クーパーSE EV」次期型プロトタイプを、カメラが激写しました。
フルエレクトリックモデルが導入されるMINI次期型は、ボディ形状は現行型から大きく逸脱することがないものの、ディテールが大刷新されます。
ロサンゼルス・ダウンタウンでのカタログ/ビデオ撮影中を捉えたプロトタイプは、カモフラージュひとつないフルヌード姿で、その詳細を鮮明に見ることができます。
お馴染み楕円形ヘッドライトの内部には、水平のデュアルLEDバーを配置、大型化されています。
フード、フロントクリップなどもすべて新設計されていることがわかるほか、側面ではドアハンドルが刷新されています。
リアエンドでは、新しいLEDテールライトを鮮明に確認。全体的にコンパクトになり、長方形から三角形に切り替わっていることがわかります。おそらくライトとブレーキが作動した時、ユニオンジャックが表示される仕組みとなっていると思われます。
テールライトは、リアハッチを横切る黒いストリップトリムによって接続され、バンパーには垂直方向のリフレクターが配置されています。勿論、フルエレクトリックのため排気口は装備しません。
MINI次期型エレクトリックでは、BMWと中国・長城汽車が共同開発した、全く新しいプラットフォームを採用。
異なるバッテリーパックを搭載した2つのEVが提供されると噂されており、エントリーモデルは40kWh、パフォーマンス重視の「SE」は54kWhのバッテリーパックが積まれます。
WLTPテストによるベースモデルの航続距離は240マイル(402km)で、最高出力は181ps、SEでは215psが提供されるといいます。
MINIクーパーEVのワールドプレミアは、近づいているとみられますが、2023年後半まではないと予想されています。