マツダ「MAZDA3」が商品改良で先進安全装備を強化、センターディスプレイを大型化

■車両から離れていてもエンジンのオン/オフが可能などのコネクティビティサービスも用意

一部改良を受けたMAZDA3のエクステリア
一部改良を受けたMAZDA3のエクステリア

マツダは、CセグメントモデルのMAZDA3の商品改良を実施し、2023年4月6日(木)から予約受付を開始しました。発売は同年6月上旬の予定です。

商品改良の主なメニューは、新色の設定や安全装備のアップデート、コネクティビティサービスの強化や、インテリア装備の充実化などになっています。

安全装備では、AT誤発進抑制制御(前進時/後退時)がアップデートされ、従来のクルマや壁などの障害物に加えて、前方にいる歩行者も検知対象になっています。

「ドライバー・モニタリング」も進化。「わき見警報機能」が新たに追加され、ドライバーのわき見を検知すると、画面表示と警報音で注意を促します。

インテリアでは、センターディスプレイが従来の8.8インチから10.25インチに大型化され、操作性、視認性の向上が図られています。

さらに、「Apple CarPlay」「Android Auto」の有線接続機能に加えて、「Apple CarPlay」は、ワイヤレス接続にも対応。ワイヤレス充電(Qi規格)、USB-Type C端子(照明付)も追加され、利便性が向上しています。

10.25インチに大型化されたセンターディスプレイを採用
10.25インチに大型化されたセンターディスプレイを採用

コネクティッドサービスでは、CX-60向けに提供されていたプラン、サービスが新たに提供されます。

「見守りプラン」として「マツダマイカーケア」を用意。車両へのいたずらや盗難が発生した際に、警備会社からガードマンが派遣され、車両の状態確認、監視が行われる装備です(バーグラアラームが車載通信機搭載グレードに標準化されています)。

さらに「ドライバーケア」も用意。こちらは、任意でクルマの速度や運転時間、走行エリアを「MyMazda」アプリに設定しておくことで、設定条件になると「MyMazda」アプリにアラートが届く機能です。

高齢ドライバーや初心者ドライバーなどがいて心配という方に、便利なサービスです。

MAZDA3のエクステリア
MAZDA3のエクステリア

さらに、「リモートエンジンスタート」も含まれています。「MyMazda」アプリを使い、クルマから離れていてもエンジンのオン、オフが可能。

クルマの空調システムと連携することで、快適な車内温度に設定できたり、走行開始時に良好な視界を確保したりできます。

そのほか、ボディカラーに「セラミックメタリック」が新たに設定されています。

●価格帯:228万8000円~386万6500円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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