M系モデルのみのBMW「X6」が一部改良。スタイリッシュな内外装に変身

■2モデルともに圧倒的な出力を誇る48Vマイルドハイブリッドを搭載

2023年4月3日(月)、BMW X5と同時に、クロスオーバーSUVで「スポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)」を名乗るX6が一部改良を受けました。同日に発売され、デリバリー開始は7月の予定になっています。X5をベースとしたBMW X6は、クーペのようなフォルムが特徴で、現行型は2019年登場の3代目。

2023年4月3日に一部改良を受けたX6(左)とX5(右)
2023年4月3日に一部改良を受けたX6(左)とX5(右)

今回の一部改良では、X5と同様、BMW初の矢印型のデイライト機能を有したLEDヘッドライトを採用。フロントバンパーが大型化され、プラグインハイブリッドモデルは、暗闇で光を放つ「アイコニックグロー・キドニーグリル」が備わり、夜間でのラグジュアリーな見た目になっています。

BMW X6のエクステリア
BMW X6のエクステリア

12.3インチのメーターパネルと14.9インチのセンターディスプレイが一体化されたインパネには、運転席側に湾曲した最新の「カーブドディスプレイ」が採用されています。さらに、BMWお馴染みの「iDrive」コントローラーまわりが整理され、モダンな仕立てになっています。

グレード展開は、BMW M社による2タイプの「M」モデルとなっています。サーキット走行も見据えて開発された「Mハイパフォーマンスモデル」の「BMW X6 M Competition」、街乗りニーズに応えながら、サーキットで培われた技術が投入された、ややマイルドな「Mパフォーマンスモデル」の「BMW X6 M60i xDrive」を設定。

「BMW X6 M Competition」のエクステリア
「BMW X6 M Competition」のエクステリア

「BMW X6 M60i xDrive」には、4.4L V型8気筒BMWツインパワーターボガソリンに、スピーディな変速が特徴の8速ステップトロニックスポーツトランスミッション、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされています。

システムトータルの最高出力は530PS(390kW)、システムトータルの最大トルクは750Nmに達しています。「Mパフォーマンスモデル」でも公道ではすべてを解き放つことはできないほどの動力性能を備えています。

「BMW X6 M Competition」のコクピット
「BMW X6 M Competition」のコクピット

超本格派の「BMW X6 M Competition」には、4.4L V型8気筒BMW Mツインパワーターボガソリンエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速Mステップトロニックトランスミッションが組み合わされています。さらに、48Vマイルドハイブリッドシステムにより、システムトータルの最高出力は625PS(460kW)、システムトータルの最大トルクは750Nmに達しています。

「BMW X6 M Competition」のフロントシート
「BMW X6 M Competition」のフロントシート

最先端のシャーシシステムも見どころ。「BMW X6 M60i xDrive」には、「アダプティブMサスペンション」が備わり、「BMW X6 M Competition」には、「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」を用意。それぞれのモデルの特性に応じた走りを引き出せるそう。

X6のサイドビュー
X6のサイドビュー

また、「BMW X6 M Competition」には、電子制御ダンパーと「アクティブロールスタビライザー」が付く「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」が用意されます。

長距離移動で優れた快適性を実現する「Comfort」モード、スポーツ走行に対応し、ボディ剛性も高める「Sport」、さらに、ダイナミックな走りを可能にする「Sport Plus」モードからなる3種類のモードを「Mセットアップメニュー」から選択できます。

すっきりしたセンターコンソールまわりに
すっきりしたセンターコンソールまわりに

「BMW X6 M Competition」には、アクティブロールコンフォートを備え、直進走行時の操作性や快適な乗り味に寄与する「アクティブロールスタビライザー」をはじめ、「Mスポーツブレーキ」、優れたトラクション性能を確保する「M」モデル専用4輪駆動システム「M xDrive」が採用されています。さらに、リヤアクスルには、「アクティブMディファレンシャル」が備わり、シーンを問わず意のままの走りを引き出せるとしています。

一部改良を受けたX6のリヤビュー
一部改良を受けたX6のリヤビュー

そのほか、レベル2のドライバー支援機能の「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」、通信モジュールを備えるコネクティビティの「BMWコネクテッド・ドライブ」、AIを使い音声操作が可能になる「BMW Intelligent Personal Assistant」、日本語による音声サービスに対応する「Amazon Alexa」なども用意されています。

●ボディサイズ:全長4955×全幅2005×全高1700mm、ホイールベース2975mm
●価格
「BMW X6 M60i xDrive」:1622万円
「BMW X6 M Competition」:2012万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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