APOLLO 
■エントリーモデルの「A1」廃止で、A3が最小モデルに
アウディは現在、主力コンパクトモデル「A3」ファミリー改良型の開発に着手していますが、「A3ハッチバック」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ダークグリーンのアーミーカラーで出現したプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、ほぼフルヌード状態と言っていいでしょう。
フロントエンドでは、グリルがわずかにワイド化され、輪郭に丸みがついています。また、新デザインの「Four Rings」ロゴは上方へ移動。ヘッドライトのアウトラインは変更されていませんが、内部LEDデイタイムランニングライトは新設計されます。
足回りでは、複雑なスポークパターンのホイールを装着、それらはハブから斜めに出て、V字型のセクションに分割されています。リアエンドでは、テールライトのデザインを完全に隠していますが、バンパーが新設計されている様子が伺えます。
インテリアはまだ見えていませんが、インフォテインメントをアップグレードし、より多くのADASと室内装飾用の追加のトリムオプションを提供することは間違いないでしょう。
現行モデルでは、ダッシュボードに10.1インチのタッチスクリーンと、最大12.3インチのデジタルインストルメントクラスターを装備、これらはフェイスリフトで引き継がれるはずです。
パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ＋マイルドハイブリッドをはじめ、最高出力245psを発揮するPHEVなどがキャリーオーバーされます。
A3改良型のワールドプレミアは2023年内で、その後S3、RS3が導入されることが確実とみられます。アウディはこの世代以降、エントリーモデルの「A1」を廃止する計画をすでに立てており、A3がアウディのエントリーモデルとして機能することになる可能性が高いこともわかっています。
