BMW高性能クーペSUV「X2 M35i」次期型のM専用仕様を見よ!内部を激写

■2.0リットル直列6気筒ツインターボエンジン搭載で最大306ps

BMWは現在、大人気クロスオーバークーペSUV「X2」ファミリー次期型を開発中ですが、最新プロトタイプを捉えるとともに、その内部をカメラが初めて捉えました。

BMW X2 M35i 次期型プロトタイプ スパイショット
BMW X2 M35i 次期型プロトタイプ スパイショット

キャビン内には、X1の足跡をたどり、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイを備えていることがわかります。またそれだけでなく、A/Cベント、フローティングセンターコンソール、さらにはカップホルダーの配置まで、すべてX1のそれを反映しているのです。

X1とX2はEVとICE(内燃機関)で共通の設計特性を持つ「FAAR」スケーラブルアーキテクチャーを共有しており、驚くことではなく、主な違いは、偶数ナンバーを与えられたX2が急勾配のルーフラインを持っていることと言えます。

BMW X2 M35i 次期型プロトタイプ スパイショット
BMW X2 M35i 次期型プロトタイプ スパイショット

さらに見ると、ステアリングホイールは、独特のセンタースポークと、赤と青のコントラストステッチを備えているほか、ツートーンの室内装飾品、赤のコントラストステッチを備え、強化されたスポーツシートなどを装備。このプロトタイプがパフォーマンスモデル「X2 M35i」であると思われます。

エクステリアのカモフラージュも徐々に露出。グリルは三角パターンを持つメッシュデザインが初めて確認できるほか、側面では流線型のボディワークとフラッシュマウントドアハンドルを採用していることがわかります。また後部では、際立つリアスポイラーと、円形のデュアルエキゾーストシステムが見てとれます。

BMW X2 M35i 次期型プロトタイプ スパイショット
BMW X2 M35i 次期型プロトタイプ スパイショット

エンジンオプションもX1と共有される予定で、これは最高出力244ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載することを意味しています。

また、今回捉えたパフォーマンスモデル「M35i」では、よりパワフルになり、同エンジンから最高出力306ps、最大トルク450Nmを発揮します。

環境に気を使う顧客には、派生エレクトリックモデルの「iX2」を用意。64.7kWhのバッテリーパックを積み、最高出力313ps、最大トルク494Nmを発揮するデュアルモーターのセットアップを搭載すると思われます。

X2次期型のワールドプレミアは、2023年後半と予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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