デビュー目前!? トヨタ「タコマ」次期型、レクサス「RX」から心臓部を移植か?

■ミッドサイズトラックセグメントでは初となるハイブリッドアシストターボ

トヨタは現在、ピックアップトラック「タコマ」新型を開発中ですが、そのティザーイメージが初公開されました。

トヨタ タコマ 次期型 ティザーイメージ
トヨタ タコマ 次期型 ティザーイメージ

夜空を背景に岩の上に置かれた新型は、シルエットのみでディテールは明らかにされていません。

ただし、兄貴分「タンドラ」のようにやや角張った感じが見てとれるほか、キャブ後部には小さなスポイラーを装備、テールゲートはタンドラと同じように空気力学的に拡張されているように見えます。

トヨタ タコマ 次期型 特許画像
トヨタ タコマ 次期型 特許画像

フロントエンドは公開されていませんが、以前入手した特許画像では、アグレッシブなヘッドライトと、その下に垂直吸気口を備えたワイドなグリルが確認されています。

キャビン内では、フルデジタルインストルメントクラスター、大型インフォテイメントディスプレイを搭載、ダッシュボードが刷新されます。

新型では、より大きなタンドラを支えるのと同じ「TNGA-F」アーキテクチャに乗ると思われます。タコマは現在のトラックに比べてフットプリントを拡大する可能性が高いですがそれでもタンドラより短くなるはずです。

パワートレインは、V6エンジンを廃止して、4気筒のオプションをふたつ用意するとされています。

ひとつは最高出力265ps、最大トルク420Nmを発揮する2.4リットル直列4気筒エンジンを「ハイランダー」から流用。

もうひとつは、ミッドサイズトラックセグメントでは初となる、ハイブリッドアシストターボチャージャー付き2.4リッター直列4気筒エンジンです。こちらは現在レクサスRX 500hで利用可能で、セットアップにより最高出力366psと最大トルク550Nmを発揮します。

ワールドプレミアの日程は明らかにされていませんが、ティザーイメージが公開されたことで、今後数週間から数ヶ月以内と予想されます。

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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